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どこに勝機を見い出す?決算が示す百度(Baidu)の将来

2016.11.11
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: arata

中国の検索市場で圧倒的なシェアを誇るBaidu()ですが、
厳しい環境に直面しており、
この後の動きに注目が集まっています。
この記事ではそのポイントに触れたいと思います。
 
 
 

中国市場におけるBaiduの検索シェア

中国人に“どの検索エンジンを使っていますか?”
と聞くと、80%以上の中国人がBaidu(百度)と答えるでしょう。

中国検索市場におけるBaidu(百度)は、
米国検索市場におけるGoogleと同じレベルと考えて良い位
中国検索市場における重要なポジションを占めています。
 
 
 

Baiduの売上と成長率

(百度)は、
2015年に売上高3億6300万ドルを記録するなど好調。
しかし、2016年の第2四半期のアニュアルレポートを見ると、
昨年対比で売上高は32%下落。
Baidu(百度)は成長はしていますが、
成長率は年々鈍化していると言えるでしょう。
 
 
 

中国で起こった事件

2016年、Baidu(百度)にとって手痛い事件が起きました。
21歳大学生のWei Zexさんは、
珍しい種類の癌と診断されて病院を転々としていました。

WeiさんはBaidu(百度)で検索をして助けを求めました。
Baidu(百度)を利用する事で得た答えは、
『”Second Hospital of Beijing Armed Police Corps”
にて治療を受ける』
という結論でした。

3万1000ドルを支払った後、治療は成功せず、
2016年4月12日にWeiさんは亡くなりました。
 
 
 

国家主席習近平氏がコメントする事態に

国家主席習近平氏は後日、この事について触れ
 
・WEB事業者はクリック至上主義で事業をすべきではない。
・ソーシャルメディアは真偽不明の噂を広めるべきではない。
・検索エンジンは宣伝費用順で並べるべきではない。
 
とコメントを述べました。
 
 
 

事態を受けてBaidu(百度)株価下落

この件以降、Baidu(百度)の倫理に対して、
疑問や批判が増加。
また、株価も下落しました。
 
 
 

問題(1)低い時価総額

時価総額を見てみると、
テンセントとアリババは、2450億ドルを上回る時価総額。
しかし、Baidu(百度)の時価総額はいまだに610億ドル。
 
 
 

問題(2)多額の研究開発費

・モバイル(スマホ)環境適用への投資
モバイル環境は直近5年で劇的に変化してきました。
Baidu(百度)は、
2013年以降、モバイル検索シェア獲得の為に多くを投資実行。
モバイルトレンドの変化に伴い、
さらに増える投資が利益を圧迫。
 
・AIの研究開発費
グーグルやマイクロソフトと同じくAIの業界に参入。
AIの調査にかかる費用は大きい。
 
 
 

他の検索エンジンの出現

2015年、中国では、
検索エンジンの市場価値は昨年対比で34%増加。
市場規模は120億ドル。
 
Qihoo360, Sogou, Bing and Google Chinaは、
虎視眈々とBaidu(百度)からのシェアを奪うことを狙っています。
 
2014年との比較でBaidu(百度)の
マーケットシェアは85.9%から5.1%下落。
現在のBaidu(百度)の市場シェア:80.8%
 
 
 

最後に

・悪い評判
・投資によるコスト圧迫
・競合の出現
以上の背景から、
Baidu(百度)は厳しい時期に直面。
今後のBaidu(百度)の動向に注目が集まっています。

 
 
 

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参考記事はこちら
BAIDU STRUGGLES IN CHINA !

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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