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ギャンブルプラットフォーム化するWeChat、今後の行く末は?

2016.11.14
Category: 翻訳記事
タグ: , , ,
執筆者/編集担当者: arata

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WeChat上でギャンブルが行われ、
WeChatの送金機能でお金のやり取りが行われ、
その金額が結構大きな金額規模になっている事を
皆様はご存知でしょうか?
この記事ではそのあたりについて触れたいと思います。
 
 
 

WeChatで賭け事はできるのか?

サッカー”UEFA Euro 2016”の期間中、
WeChat上で賭けをする行為が散見されました。

WeChatのユーザーは、”紅包(※注1)”を含む
複数の方法でお金をやり取りする事ができます。

以前にくらべて、
WeChat上で賭け事を行う事は非常に簡単になっています。
紅包を送ったり受け取ったりする行為が増えている状況は、
WeChatというより
WeBet/WeGambleという言葉で表す方が適正かもしれません。

 
 
 

中国ではギャンブルは禁止されています

中国ではカードゲームは一般的な娯楽ですが、
ギャンブルは禁止されています。
娯楽とギャンブルかどうかの境界線は、
営利を目的とする人間がいるかどうかです。

中国の犯罪法によると、
競馬馬を走らせたり、
賭け事のために人を集めたりする事は犯罪。
犯罪者は3年の禁固刑に科され罰金を払わされます。

 
 
 

オンラインギャンブル摘発は困難

2010年の裁判所と検察の法律に関する共同見解発表によると、
オンライン上でギャンブルを行う事は、
違法カジノでギャンブルを行う事と同じとされています。

当局はこのような犯罪を取り締まるために捜査をしてますが、
オンライン上でのギャンブルの摘発は非常に困難を極めています。

 
 
 

摘発が困難な理由

グループチャットやプライベートチャット上で
紅包をやり取りするユーザーを摘発するには、
おとり捜査員がWeChatのグループに参加して、
関連データを入手でもしない限り、
証拠を確保する事は非常に難しい状況です。

SNS上のユーザーは、偽のIDやニックネームを使用するため、
実際に、個人識別する事は非常に困難です。

アプリ事業者が検察に協力して、
リアルタイムデータにアクセス許可でもしない限り、
WeChat上で日々行われているチャットや送金を
監視する事は非常に困難です。

 
 
 

アプリ事業者の対応状況

アプリ事業者側では、専門家を使って、
疑わしい行為やユーザーを摘発しています。
詐欺を見つけた場合、
口座凍結する対応も行っています。

法律では、
インターネット賭博を見つけているにも関わらず
放置する場合には、
アプリ事業者も共犯と見なされるようになっています。
場合によっては、刑事責任を問われる可能性があります。

 
 
 

それぞれの立場に求められる事

警察と裁判所に求められる事:

増え続けるオンラインギャンブルを摘発するために、
フィルタリングシステムやID認証の共有して
協力していかなければならないでしょう。
 

銀行に求められる事:

WeChatやアリペイユーザーの
銀行口座とオンラインマネーアカウントを紐つけ、
また、
一定期間における送金回数や送金金額の上限を設定し、
オンライン決済ルールを厳格化する
必要があるでしょう。
 

消費者に求められる事:

アプリユーザーは法律認識を改善する必要があるでしょう。
ほとんどの被告は
WeChat上でギャンブルが禁止されている事を
『知らなかった』
と回答します。

 
 
 

中国で最も人気があるアプリWeChat

急速に成長しているWeChat上では、
上記のような違法行為が拡大する可能性もあります。
法律やアプリ事業者は、
一般消費者がこれ以上WeChat上で
ギャンブルを行わないように、
協力方法を模索しなければいけません。

 
 
 

注釈

※1:紅包
そもそもの意味は”中国におけるお年玉”。
ここではWeChat上での送金機能を指します。

 
 
 

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参考記事はこちら
WECHAT TO BECOME A GAMBLING PLATFORM ?

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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