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【2017年最新データ】中国ウェブマーケティングで知っておくべき基本データ

2017.02.21
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: arata

 

はじめに

 

中国市場における
デジタルマーケティング(主に広告)を検討する場合、
以下のような事を事前に把握しておく事が
必要かと思います。
 
・中国のデジタル広告事情
・消費者接点として影響力があるプラットフォーム(媒体)
・個別カテゴリで影響力があるプラットフォーム(媒体)
(動画/SNS/EC)
・広告プランニングで検討すべき基本プラットフォーム
(媒体/メニュー)
 
この記事では、
上記項目について、
ダイジェストでまとめてみました。
 
 
 

中国ウェブ広告市場について

広告市場内デジタル広告比率は50%以上

中国におけるメディア別広告市場データ

参照元:eMarketer
 
 
 
世界の多くの国では、
デジタル広告市場よりもテレビ広告市場の方が大きいですが、
中国では広告市場全体の50%以上を
デジタル広告が占めています。
 
中国におけるキャンペーンでは、
日本で広告キャンペーンを検討する場合よりも
デジタル広告により重きを置いたキャンペーン企画が
必然になると思われます。
 
 
 

中国のデジタル広告プラットフォームは大手3社に集約

中国における企業別デジタル広告収益市場シェアデータ

参照元:eMarketer
 

主なプレーヤーは、
Baidu,Alibaba,Tencent,Sinaであり、
この4社をまとめてBATSと表現されます。
 
Baidu,Alibaba,Tencentの3社で
市場の70%近く占められています。
 
 
 

世界全体の市場でも存在感の大きいBATS

世界における企業別モバイル広告収益シェアデータ

参照元:eMarketer
 
 
 

世界における企業別デジタル広告収益シェアデータ

参照元:eMarketer
 

世界全体でみても、BATの3社は、
Google,Facebookに次ぐ広告収益を上げています。
 

このデータですと、
Sina(Weibo)の数字が低いですが、
日本企業様のキャンペーンおいては、
Weiboでの広告も人気です。
 

Sofu.com(※1)とYoukuTudou(※2)も
世界全体で10-15位あたりに位置しています。
 
 
 

中国企業デジタル広告収益ランキング

中国における企業別デジタル広告収益ランキング

参照元:eMarketer
 

世界全体のランキングでは登場しなかった
Qihoo360(※3)とiQiyi(※4)も
ランキングに出てきています。
この2つのプラットフォームも頭に留めておきたいですね。
 
 
 

広告プランニングの際の基本

中国で広告出稿する際は、
まずは、BATのメディアを中心に検討していくのが
基本かと思われます。
(もちろん、状況により正解は異なります。)
 
 
 

中国動画市場について

中国人は動画サービスの利用率が高く、
インターネットユーザーの7割のユーザーが
ネット動画を利用します。
 
 
 

動画共有サイトで検索される動画ジャンル

主に香港、台湾、韓国で制作された
ドラマシリーズが動画検索サイトで
よく検索されています。
 
 
 

中国人に人気がある動画ジャンル

・リアリティーTVショー
 (日本市場でいうテラスハウスのような番組。)
・新人発掘オーディション番組
の2つ。
 

これらの番組には、プロダクトプレイスメント的手法で
広告主企業の商品が露出される事もあります。
 
 
 

中国の動画広告市場

中国におけるデジタル&モバイル動画広告支出データ

参照元:eMarketer
 

2014年:約3000億円市場
2016年:約6700億円市場
2020年:約1.5兆円市場
中国の動画広告市場は急速に拡大しています。
 
 
 

広告プランニングの際の基本

動画広告を検討する際は、
上記のランキングでも出てきた
Youku
Tudou
に加えて、
QQ Video
あたりを
を中心に検討していくのが
基本かと思われます。
(もちろん、状況により正解は異なります。)
 
 
 
日本市場で例えると
Youku/Tudouは動画共有プラットフォームなので、
Youtube動画広告出稿のイメージに近く。
QQ Videoは、
WeChatでのキャンペーンと合わせて展開する事が多く、
Facebook動画広告出稿のイメージに近いです。
 
 
 

中国SNS市場について

中国では、
FacebookとTwitterも
グレートファイアーウォールにより利用できません。
 

FacebookやTwitterの代わりに使われているSNSが
WeChatとWeibo。
 

WeChatは8億人以上のユーザーを誇り、
WeiboはTwitterを抜き、
3億5,000万人以上のユーザーに利用されています。
 
 
 

Wechatに関する各種数値

Wechatに関する各種数値データ

参照元:marketingtochina.com
 

こちらは少し古い数値ですが、
WeChatの凄さに関して
全体感を掴む参考になるかと思います。
直近数値ではもっと成長している数値が確認されています。
 
例えば、
直近決算で発表された数字では
MAUは6.5億人よりも増加しており、
8.46億人と発表されています。
 
 
 

広告プランニングの際の基本

SNS周りの広告プランニングをする際は、
Wechat
Weibo
を中心に検討していくのが
基本かと思われます。
(もちろん、状況により正解は異なります。)
 
 
 

中国EC市場について

今、中国ではAlibabaを中心に、
EC市場が大きくなっています。
 

中国のEC利用者数
5億人以上
 

オンラインマーチャンダイザーの年間収益合計
8億5000万ドル
 
 
 

消費者向けEC市場における売上シェア

中国における消費者向けEC売上サイト別シェアデータ

参照元:eMarketer
 

Tmall(Alibaba)とJD(ジンドン)によって、
市場の8割が占められます。
 
 
 

EC販売プランニングの際の基本

AlibabaとJDによって、市場の8割が占められますので、
自社ECサイトでの販売の前に
この2つのプラットフォーム上での販売を検討する事が
基本かと思われます。
(もちろん、状況により正解は異なります。)
 
 
 

注記

(※1)Sofu.com
http://www.sohu.com/
中国の大手ポータルサイト
 

(※2)YoukuTudou
http://www.youku.com/
http://www.tudou.com/
中国の大手動画サイト
ドメイン上は別サイトで展開していますが、
2012年の会社は合併しました。
 

(※3)Qihoo360
中国の大手アンチウイルスソフトメーカー。
有償版と無料版(広告収益モデル)を提供している。
 

(※4)iQiyi
中国の大手動画サイト
 
 
 
 
 
 

ADKによる中国市場ウェブマーケティングサービスについて

 

ADKでは、中国市場における
ウェブマーケティングサービスを提供しております。
ご興味のある方は、
お問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。

 

参考記事はこちら
ADVERTISING IN CHINA (2017)
DIGITAL ADVERTISING GUIDE IN CHINA

 

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

・本記事は情報提供を目的として株式会社アサツーディ・ケイ
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