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急成長する中国ソーシャルコマース最新事情

ソーシャルコマースとは?

 
Facebook,Instgram等のソーシャルメディアと、
ECの機能を組み合わせて販売促進を行う手法。
 
知人やインフルエンサーの
ソーシャルメディア上で、
紹介された商品を
『良い』『欲しい』と思った経験がある
人は少なくないと思います。
 
ソーシャルメディア上で商品を紹介する際に、
商品購入へのリンクボタンがついていて、
シームレスに商品購入できる事が最近増えてきています。
 
このソーシャルメディアとECがリンクして、
購買体験できる状態や手法を
ソーシャルコマースと言います。
 
 
 

ソーシャルメディアとECの融合

 
近年の中国において、
ソーシャルメディアとECが融合した
「ソーシャルコマース」の市場が拡大しています。

中国を代表するインフルエンサー(KOL)は
どのような手法でソーシャルコマースの販売を
促進しているのでしょうか?

事例とともに、中国市場の動向をご紹介します。
 
 
 

KOLを使ったGivenchyのソーシャルコマース事例

 

先日の記事でもお伝えしたように
“Mr.Bags” のニックネームでも知られている
インフルエンサー(KOL)Tao Liang。
 

Tao Liangは
Givenchyパートナー契約を結び、
2000ドル以上もする高級バッグの
限定販売を企画。
 

WeChatのECストア上限定で売り出し、
(ECストア機能の正式名称は、微商(Weishang/ウェイシャン)。)
80個限定で販売した高級バッグは
販売開始わずか12分で完売しました。

 

インフルエンサーを通して販売すれば
感度が高いフォロワーに届けられるという事が
わかる事例です。
 

この事例により、インフルエンサーと企業は、
長期的なパートナーシップ契約を結ぶ事で、
効果的に販売促進ができるという認知が
ファッションブランドの間で広まりました。
 

インフルエンサーを雇うのにも費用がかかります。
ですが、
他の方法よりも明らかに利益率の高い方法なのです。
 
 
 

ソーシャルコマースの代表的プラットフォームWeChatストア

 
アプリ内でショップを運営することができる
オンラインストアのプラットフォームとして、
WeChatのECストアは大きな影響力を持っています。
 

WeChatは月間アクティブユーザー8.5億の
人気アプリで、スマホ画面をタッチするだけで
支払いができる決済機能もあることから、
多くのユーザーにオンラインストアを
利用してもらえます。
 
 

WeChatのストアでは、
購入者や販売者の情報分析が可能であり、
企業はその情報を入手する事ができます。
ビジネスにとって有意義なこのシステムの動向は、
今後も注視しておく必要があります。
 
 

現代のソーシャルコマース市場においては、
WeChatストアが代表的な
プラットフォームと言えるでしょう。

 
 
 

中国人インフルエンサーへの投資について

 
中国におけるソーシャルメディア上の
インフルエンサーのジャンルによっても、
販売を促進できる商品がまったく異なります。
 

企業は、自社が起用(投資)する
インフルエンサーを人気だけで選ぶのではなく、
自社のジャンルにマッチするかどうか
よく検討する必要があります。
 

自社の商品にとって、
全くマッチしないインフルエンサーを
起用すると、
その投資は全くの無駄になってしまいます。

 
 
 

中国のTOPインフルエンサー Papi醤

 
中国のインフルエンサー(網紅/ワンホン)である
Papi醤(Papi Jiang)は、
 

アジアで影響力のあるビデオプラットフォーム
“Youku”(中国のYoutube) に
動画を投稿することで、
商品を販売しています。
 

Papi醤(Papi Jiang)は、
2016年に総額190万ドルもの投資を
受けています。中でもZhen Fundや
Lighthouse Capital、Xingtu Capitalなどは、
Papi醤(Papi Jiang)への今年の投資額を
増額するのではないかと囁かれています。
 

現時点での彼女の購読者数は290万人で、
人気Youtuber(網紅/ワンホン)と
同じような影響力を持っています。

 

彼女の動画の特徴としては、
早口で画面転換のスピードが速いところ。
 

彼女はミレニアル世代の視聴者を
多く獲得していることもあり、
化粧品会社との330万ドルもの契約も
勝ち取っています。
 

タレント性の高いコメディ動画は、
ライブストーミングにおける主流と
なっていくことが見込まれます。
 

Papi醤(Papi Jiang)のような
インフルエンサーたちは、
企業が中国においてブランドを育てる上で、
影響力のあるインフラとなっています。

 
 
 

急増するライブストリーミング

 
最近中国では、ライブストリーミングアプリが
非常に盛り上がっています。

人気のあるユーザーのライブストリーミングは、
1日に何万もの人々が視聴しています。
 

ライブストリーミングによる販売促進は、
インフォマーシャルとして活用されます。

 

例えばインフルエンサーのUnaは、
pureというブランドの
フェイスインジェクションマスク
(注射器マスクパック)
の使い方の説明動画を投稿しています。
 

ライブストリーミング上に
彼女のWeChatアカウントが記載され、
そこから注文を受けられるような
仕組みになっています。
 
 
 

インフルエンサーによるソーシャルコマースにAlibabaも参入

 
ECの雄であるAlibaba(アリババ)は、
自社の人気サイト “Taobao” の中で、
ストリーミングのプラットフォームを
ローンチしました。
 

Alibabaの参入により、
WeChatなどの競合他社との
インフルエンサー争奪戦に
なっていくと思われます。

 

Alibabaは競合他社よりも
金銭的なインセンティブを
高く設定する戦法です。
 

ローンチから3年間で、
同社のアプリ内のライブストリーマーが
3億USドルの販売手数料を手にするであろうと
Alibabaは予測しています。
 

「中国の若い世代は、
多くの時間を携帯電話やソーシャルメディアに
費やしています」と、
モバイル版Taobaoのマネージャーである
Chen Leiは言います。
 

「ネット上の有名人は魅力的なタレントであり、
それぞれのキャラクターにあった商品を紹介する
リーダー的存在であると捉えられています。
 

モバイルやソーシャル上のトレンドに、
上手くフィットしています。」
 
 
 

多様化するソーシャルコマース市場

 
ソーシャルメディアでのインフルエンサーは、
販売手数料で収入を得ていますが、
市場は多様化しています。
 

多様化する市場の中で
ソーシャルコマースに適した新しいアプリも
次々に開発されています。

 

”Little Red Book”のようなプラットフォームでは、
ユーザーはインフルエンサーと関わるだけでなく、
ユーザー同士でも関わる事ができます。
 

このアプリは、メッセンジャーとしての機能の他に、
ニュースフィードやストアへのリンクなどが
配信されています。
 

ユーザーは自分が購入した商品を
シェアする事ができ、
自分のコミュニティ内で商品の販売を
促進する事ができます。
 
 
 

まとめ

 
中国市場においては、
・ソーシャルコマース
・KOL(インフルエンサー)
・ライブストリーミング
・ソーシャルメディア
がますます消費に強い影響力
を持っていくと思われます。
 

中国でマーケティングしていく上では、
これらの市場の動きを注視し続ける
必要があるでしょう。
 
 
 

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参考記事はこちら
SOCIAL COMMERCE IN CHINA.. IT’S JUST THE START!

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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