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WechatとWeixin(ウェイシン)の違い【Tencent Japan様取材記事第2回】

2017.07.24
Category: 取材記事
執筆者/編集担当者: arata

はじめに

 
月間アクティブユーザー9.38億という、
中国で影響力の大きいプラットフォームである
WechatとWeixin(ウェイシン)。
 
類似点も多く、違いがわかりにくい両者ですが、
一体どのように区別すれば良いのでしょうか?
 
 
 

WechatとWeixinの違いとは?

 

 
まず押さえていただきたいのが、
「WechatとWeixinは姉妹アプリである」という点です。
 
どちらもテンセントが運営しているアプリであり、
見た目も機能も非常に似ています。
しかし、この2つには
以下のような大きな違いがあります。
 
 

WechatとWeixinの対象者・市場の違い

WechatとWeixinの最も大きな違いは、
アプリ自体の対象ユーザーが異なるという点です。
それぞれ次のように区別しています。
 
・Wechat:中国国外向け
・Weixin:中国国内向け
 
背景としては、中国国内で情報通信を扱う場合に
規制に対応する必要があり、
その規制に対応したものがWeixinです。

 
一方で海外ユーザーが中国国外に発信する場合は
中国の規制に対応する必要がないことから、
姉妹アプリとしてWechatをリリースし、
プラットフォームを分けているのです。
 

登録方法も異なります。
Weixinのアカウントをとるためには
中国の携帯番号が必要です。
中国国外の電話番号の場合、
Wechatアカウントしか取得できない
仕組みとなっています。
 
 

WechatとWeixinの機能面の違い

Wechatが海外向け、Weixinが中国国内向けという
違いにより、ユーザーエクスペリエンスや
版権の観点から、機能も若干異なります。
主な機能の違いは、以下の3つです。
 

1)ニュース:
中国語ニュースのためWeixinのみ。
 

2)スタンプショップ:
版権の問題で双方別のスタンプが販売されている。
 

3)メニュー:
中国国外に対応していないメニューは、
Wechatでは表示されない。
例えばECサイトのJD.com(京東/ジンドン)など。
 
対象ユーザーに合わせた仕様の違いはあるものの、
チャットや決済、モーメンツなどの大枠の機能は
WechatもWeixinも同じです。
 
 
 

Wechat とWeixinの公式アカウントの違い

 

 

 

WeixinにもWechatにも、
企業が運営できる公式アカウントが存在します。
 

一般ユーザーのアカウントと同じく、
公式アカウントの登録方法も、
WeixinとWechatで異なります。
 

それぞれ別の申請ページがあり、
電話番号の違いによっても識別されます。
 

「Weixinは中国国内向け、Wechatは海外向け」と
ご説明したとおり、
日本企業が中国人にリーチしたい場合は、
Weixinで公式アカウントを取る必要があります。
 

というのも、
日本企業がWechatで公式アカウントを取得しても、
中国のWeixinユーザーはフォローすることができず、
中国人にリーチすることができないのです。
 

フォローや情報発信に関して、
まとまっているのが次の図です。
 

 

海外のWechatユーザーは、
Weixinの公式アカウントをフォローしたり
Weixinユーザーとメッセージのやり取りをしたり
することが可能です。
 

しかし中国のWeixinユーザーは、
Wechatの公式アカウントを
フォローすることができません。
 

これは前述した中国の規制に
対応しているかどうかの問題が背景にあり、
Wechatの公式アカウントは
この規制に対応していないため、
中国のユーザーが閲覧できないのです。
 
 
 

Weixinの公式アカウント開設方法

 
日本企業が中国のユーザーにリーチするためには、
Weixinの公式アカウントの開設が必要であると
既にご紹介してきました。
 

では、Weixinの公式アカウントは
どのように開設すれば良いのでしょうか?
 

実は原則として、
中国に現地法人がないと開設できないことに
なっています。
 

ただ近年「中国に進出したい」という
日本企業は増加傾向にあり、
Weixinアカウントの取得を望む企業も多いことから、
一定のプロセスを経ることで
日本法人でもWeixinの公式アカウントを
取得することが可能になりました。
 
 
ご興味のある方は、
問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。
 
 

日本法人がアカウントを取得するために必要なこと

日本法人のWeixin公式アカウントの取得に関して、
テンセントの日本法人営業マネージャーである
中島氏は次のようにコメントしています。
 

「中国の規制に対応する必要があるため、海外企業の
Weixinの公式アカウント開設には別途審査を設けています。
アカウント運用も活発におこなってほしいという
側面から、Weixinの公式アカウントのコンセプトを
理解した上で運用していただければと思います。」
(中島氏)
 

これまで中国法人でないと取得できなかった
Weixinの公式アカウントですが、
現在は

「継続的に有料媒体で公式アカウントの
プロモーションを行うこと」

「定期的なコンテンツ更新をおこなう意思」
があり、

審査項目を満たせば、
日本法人でもアカウント開設が可能となりました。
 

個別審査の詳細については、問い合わせフォームでお問合せください。

 

第3回の記事
では、公式アカウントで
できることについて詳しくご紹介しますので、
あわせてご覧ください。

 
 
 
 
Wechat(Weixin/ウェイシン)とは?【Tencent Japan様取材記事第1回】
 
WechatとWeixinの公式アカウントの種類&運用における注意点【Tencent Japan様取材記事第3回】

 
 
 

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