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アリババがインドネシアのトコペディア(Tokopedia)に5億ドル出資?

2017.07.27
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

アリババがインドネシアに進出か!

 
アメリカの大手総合情報サービス会社
ブルームバーグ(Bloomberg)によると、
アリババは、
トコペディア(Tokopedia)への投資について
交渉中であると述べられていました。
 
アリババ(Alibaba)は、
インドネシアのEC市場のために
5億ドルの投資交渉をすると予想されています。
現在投資しているソフトバンクと
セコイアキャピタル(Sequoia Capital)も
この流れに加わるとみられています。
 
今年の初めに出された、
ブルームバーグの報告では
トコペディアは、
アリババのライバルである
中国のJDドットコム(JD.comまたはJD)との
投資話を進めているとのことでした。
 
しかし、この噂はJDドットコムまたは
トコペディアからは確認できませんでした。
 
この話し合いに直接関知している消息筋が
テックインアジア(Tech in Asia)に
語ったところによれば、
JDドットコムは、
インドネシアの多くの会社に
投資の話を持ち掛けていたとのことです。
 
しかしながら、トコペディアとの話は
過去数週間においては無かったとのことです。
 
 
 

アリババとラザダ

 
中国のテックファームは
東南アジアに堅実な出資をしています。
 
過去に中国のテックファームが
投じた最大の賭けは
シンガポールに本社を置き、
広く国境を越えて展開している
電子商取引企業ラザダ(Lazada)を
アリババが買収した一件です。
 
 

シンガポールに拠点を置くラザダとは

 
ラザダは
幅広く製品を取り揃えているeコマースで、
自社所有倉庫および物流事業を運営しています。
また、ラザダは、
サード・パーティ・マーチャントとも
提携しています。
 
ラザダは、2012年に設立され、
激しい競争の中、
多島国で最高のショッピングスポットとしての
地位を築いてきました。
 
そのほか、
トコペディア、
ブカラパック(Bukalapak)、
セールストック(Sale Stock)
等、地元スタートアップに関与しました。
 
またOLX, ザローラ(Zalora)および
ショップ(Shopee)のような、
広域または国際的な顔ぶれをも含む競合他社は、
それぞれ市場でのビジネスモデルを
様々な場所で展開しています。
 
 
 

インドネシアのタオバオと称されるトコペディア

 

インドネシアのタオバオと呼ばれる所以

 
トコペディアは、
消費者対消費者(C2C)取引市場として、
2010年に発足し、
ウェブプラットフォームを通じて
売手と買手を直接結びつけました。
これに最も迫る競合相手はブカラパックです。
 
アリババが保有する
C2C取引市場の形態に似ていることから
トコペディアは、
「インドネシアのタオパオ」と呼ばれています。
 
 

アリババの動向

 
アリババがトコペディアに投資すれば、
インドネシアのEC市場分野における
中国企業の地位は強固なものとなり、
トコペディアとラザダの提携を促すことで、
有名ブランドや個人販売者から
購入しようとする
顧客のニーズを満たすことになるでしょう。
 
2月にラザダのCEO、
マックス ビットナー氏が
Tech in Asiaに語ったところによれば、
アリババがラザダを買収して以来、
この2者は
提携の道を探求し始めているとのことです。
 
例えば、現在ラザダで取り扱われている
一部のブランドは
アリババのTモールを通じて販売されており、
海外の新たな買い物客からの
アクセスを増やしています。
 
現在、
双方の支払システムの統合も
計画されています。
 
 

アリババの影響力が増大!

同様の波及効果が
アリババのTモール、
タオバオとインドネシアのトコペディアの間にも
及ぶことがあり得ます。
 
アリババが
トコペディアの
資金調達交渉を主導することになれば、
これはインドネシアのスタートアップへの
初めての直接投資として記録されるものですが、
インドネシアでは珍しいことではありません。
 
アリババの決済業務子会社、
アント フィナンシャル(Ant Financial)は
メディアファームのエムテック(Emteck)との
合弁会社を設立しました。
 
ブラックベリーメッセンジャー
(Blackberry Messenger=BBM)用の
モバイルペイメントおよび
フィナンシャルサービスシステムを発足、
これをエムテックが運営しています。
 
エムテックはトコペディアの競合先である
ブカラパックの株主でもあります。
 
アリババのクラウドサービス部門は
2018年第一四半期の終わりまでに
データセンターを
このインドネシア地域に開設する予定です。
 
アリババはまた、
ブラウザー、ニュース アグリゲーションビジネス
UCウェブ(UC Web)を通しても
インドネシアでの知己を得ています。
 
 

まとめ

 
もし、アリババ・トコペディア・ラザダ連合が
現実となれば、
アリババは多くの資金と
技術を持ち込んで来るので、
他の地場スタートアップは
彼ら独自の連合を構築せざるを得なく
なるかもしれません。
 
トコペディアに当初から投資している
イーストベンチャーズ(East Ventures)は
同社にとってアリババの投資が意味するもの
またそれがインドネシアのeコマース業界に
どのように影響するかについての
コメントを拒否しました。
 
もう一方の初期投資家、
ビーノス(Beenos)は
テックインアジアがコメントを求めたのに対し
回答していません。
トコペディアからも回答はありません。
 
アジアの業界再編が大きく動くかもしれない
インドネシアでの
アリババの動きに注視する必要がありそうです。
 
 
 

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参考記事はこちら
Alibaba said to lead $500m funding round for Indonesia’s Tokopedia

「この記事はtechinasia.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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