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訪日中国人(外国人)のインバウンド対策 -『インバウンド対策と取り組み状況の概要』

2017.08.21
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

はじめに

 
」は
数年前から盛んに使われている言葉で
「海外から日本へ入国する観光客」の事です。
 
政府は、
観光を21世紀の政策の柱として取り組む目的で
2006年に「観光立国推進基本法」を
制定しました。
 
それ以来、訪日外国人数を増加させ日本で消費して
もらう諸施策を講じてきました。
 
その効果が徐々に表れ、
訪日外国人は
2013年に1,000万人
2014年に1,340万人
2015年は1,970万人
2016年は2,400万人
と年々増加し続けています。
 
「インバウンド」と言う言葉がメディアに
登場するようになったのは、
訪日外国人が1,000万人を超えたころからでした。
 
 
 

「インバウンド対策」とは

 
ここでは
「インバウンド対策」の言葉の意味を
説明しますが、
その前に「インバウンド(inbound)」について
補足すると元々は「外から中に」で名詞として
「訪日外国人観光客」を指す場合と
「訪日外国人観光客を集めること」
まで意味する場合があります。
 
このことから「インバウンド対策」は
「訪日外国人を集めるための対策」と
言うことになります。
 
なお、インバウンドの対義語は
「アウトバウンド(outbound)」で
「日本から海外に旅行に行く人」を意味します。
 
 
 

「インバウンド対策」のねらい

 
「観光立国推進法」の施行以来、
様々なインバウンド対策が実施され
効果を上げていますが、
政府は新たなインバウンドの目標として
2020年に4,000万人、
2030年には6,000万人の訪日外国人集客を
打ち上げました。
 
この目標を達成するには、
訪日を希望する外国人のニーズを把握して、
訪日外国人が必要とするインバウンド対策を
実行することが不可欠です。
 
 
 

政府が立案した新たな方針「観光白書」

 
2017年5月、
観光庁(国土交通省)は
「平成29年版観光白書」を発表しました。
 
2016年のテーマは
「世界が訪れたくなる日本への飛躍」
でこれは継続して取り組んでいますが、
新たに
「持続可能な賑わいを有する観光地づくりに向けて」
をテーマとして取り組むことにしました。
 
主な施策として3つ上げています。
1.観光資源の魅力を極め「地方創生」の礎に!
2.観光産業を革新し、国際競争力を高め、
我が国の基幹産業に!
3.すべての旅行者が、
ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に!
 
大テーマは以上の3項目で、
それぞれに具体的な施策を掲げ
取り組もうとしています。
 
国交省HP 
http://www.mlit.go.jp/statistics/file000008.html

 
 
 

インバウンド消費のトップは中国人

 
2016年の訪日外国人数で
トップは中国人の637万人でした。
訪日外国人による消費額合計は
3兆7476億円でそのうち
中国人の消費額は
1兆4,754億円で断トツでした。
これから先は主に
訪日中国人を対象にした
インバウンド対策について記載します。
 
 
 

各分野でのインバウンド対策

 
国や地方自治体などが立場ごとに協力し合い、
また独自に工夫したインバウンド対策が
進められています。

主な内容を記載します、
 
 

【国のインバウンド対策】

 
観光庁予算の増額
医療ツーリズム支援
クルーズ船受け入れ支援
民泊新法の制定
 
 

【地方自治体】

 
多言語で観光情報を配信
LCCの誘致
商店街の免税システム確立
 
 

【企業】

 
商品情報多言語表示アプリ「Payke」
無料WiFi環境整備 
多言語対応ホームページ
 
 

【宿泊施設】

 
分かりやすい宿泊プラン
多言語対応ホームページ
多言語館内表示
各国に対応した決済
 
 

【飲食施設】

 
多言語メニュー
多言語対応ホームページ
各国に対応した決済
 
 
 

中国人のニーズに応えるインバウンド対策

 
国、地方自治体や企業などの
インバウンド対策とは別に、
中国人のニーズに応え、
日本での旅行がストレスなく快適に
過ごせる対策も実施しています。
 
 

【レストラン予約サイト「J-DINING」】

 
中国語によるレストラン紹介と予約
 
 

【キャッシュレス決済】

 
WechatPay アリペイなどスマホでできる決済サービス
 
 

【携帯無料SIM】

 
訪日外国人向けに無料SIM配布する観光サービス
 
 

【多言語商品表示アプリ Payke】

 
商品バーコードをスキャンするだけで
商品説明を多言語で表示するサービス
 
 

【AI コンシェルジュサービス「Bebot」】

 
AI(人工知能)で
飲食店やアクティビティのお薦め情報と
予約、道案内や穴場探しなどを
24時間年中無休で対応
 
 
 

まとめ

インバウンドの状況やインバウンド対策の
背景と現状などについて概要を紹介しました。
 
インバウンドの環境は変化しています。
「モノ体験」から「コト体験」へ、
団体旅行から個人旅行へ、
都会から地方にと
訪日旅行者のニーズも変わっています。
 
変化するインバウンド環境や具体的な
インバウンド対策について
次回以降で紹介していきます。
 
 
 

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