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WeChat Pay(微信支付)とは

2017.10.4
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

はじめに

 
WeChat Pay(微信支付)は
中国3大決済の一つで
4億人の中国人が利用していると言われる
人気のモバイル決済サービスです。
 
日本でも、
インバウンド消費拡大に効果が大きい
WeChat Pay導入の動きが
活発化しています。
 
北海道だけでも
2017年8月1日時点で
26社370カ所に達したとの
発表がありました。
 
 
 

WeChat Payとは

 
「WeChat Pay」は、
中国の大手IT・ネットサービス企業である
テンセント社が
2013年に提供を開始した
「WeChat」利用者向けの
モバイル決済サービスです。
 
WeChatは、
日本における
LINEと同等の機能を搭載したアプリです。
 
WeChatを使えば、
訪日中国人が
日本で
ショッピングやレストランの情報を入手したり
観光地の検索などができます。
 
WeChat Payは、
ユーザーが
自分の銀行口座情報を登録すれば、
サービスが利用できます。
 
日本には2015年夏に上陸しましたが
昨年までは、導入している企業や店舗は
少ない状況でした。
しかし、今年になって
訪日中国人の誘客を狙い
本格的に導入する動きが高まってきました。
 
 
 

WeChat Payを提供するテンセント社とは

 
ここでWeChat Payを提供している
テンセント社について
企業情報や日本での動向をお伝えします。
 

テンセント社はアジアNo1企業

 
テンセント社は、
会社の規模を示す時価総額が
アリババグループと
アジアの1位2位を争う位置にいます。
 
2014年の決済サービス市場シェアは
アリババのAlipayが79%を占めていました。
 
しかし、2年後の2016年には
Alipayのシェアが50%まで下がり
逆にテンセントのWeChat Payは
シェアが38%に上昇し
さらに猛追している状況です。
 
決済サービスを使うユーザー数では、
WeChat Payを使うユーザーは、
8億3千万人になり
Alipayの2倍以上と、
大きくリードしています。
 

テンセントの戦略

 
テンセントは、
日本での
WeChat Payサービスを拡大させるため、
加盟店を開拓する企業向けに
支援ツールの提供を開始しました。
 
このツールを加盟店が使えば
加盟店申請、販促支援、マーケティングなどが
可能になります。
 
加盟店を開拓する企業は国内に15社あり、
支援ツールの提供によって
WeChat Pay加盟店の拡大を
加速する計画です。
 
 
 

WeChat Payの使い方とメリット

 
利用する人は
「WeChat」に
銀行の口座情報を登録するだけで
WeChat Payが使えるようになります。
 
【店舗での使用方法】
1.支払い方法で
『WeChat Pay』を選択
2.端末カメラで客のQRコードをスキャン
3.支払い完了
 
店舗での支払い操作が完了すると
登録された口座から引き落とされます。
 
消費者はスマホで簡単に決済が完了し
企業や店舗は
決済した利用者の
性別・年齢・居住地域などの
情報を取得でき
市場動向の解析が可能になります。
 
 
 

日本におけるWeChat Pay導入の動き

 

主なWeChat Pay導入企業

 
東急デパート、高島屋、大丸松坂屋
ドン・キホーテ
イオン
キリン堂(ドラッグストア)
ココカラファイン(ドラッグストア)
 
成田空港、羽田空港
コロワイド(甘太郎)
ぐるなび
日本交通(タクシー)
ラコステジャパン
エボラブルアジア(基本合意)旅行事業
ワタミ 「和民」3店舗で試験的に導入
 

北海道の主な「WeChat Pay」導入先

 
・加森観光株式会社
ルスツリゾート、
登別マリンパーク・ニクス) 6か所
 
・石屋商事株式会社
白い恋人パーク 免税カウンター 2か所
 
・サツドラ 180か所
・道産食彩 HUG 10か所
・お好み焼・焼きそば 風月 1か所
 
 
 

北海道で急増した背景

 
北海道でWeChat Payが急増した背景に
低コストな決済端末の導入がありました。
 
それは、
QGコード専用の決済端末である
「SUNMI V1」です。
 
この端末は、ネットスターズ社が
中国の商米科技(sunmi)が開発した
SUNMI V1を
日本仕様にカスタマイズした決済端末
「StarPay」で
2017年7月から国内販売を開始しました。
 
この端末は、WeChat Pay、Alipay、など
各種モバイル決済に対応することができます。
 
OSはAndroidを採用し、
プリンター一体型の省スペースな仕様で、
従来の決済端末の3分の1程度の価格です。
 
この端末の登場で
WeChat Payを
導入しようと考えている企業や店舗は
端末設置費用が大幅に削減できます。
 
 
 

まとめ

 
WeChat Payは
中国3大決済のトップであるAlipayを
猛追している状況です。
 
WeChat Payサービスを提供する
テンセントは、日本での支援強化を
強力に推し進めています。
 
また、店舗で使う端末の低コスト化により
WeChat Payが
日本でのシェアをさらに伸ばして
インバウンド消費拡大に
大きく貢献することが期待されます。
 
 
 

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ADKでは、中国市場における
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