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UnionPay(銀聯カード)とは

2017.10.6
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

Union Pay(銀聯カード)とは

 
Union Payは、
中国銀聯が発行するカードのことで
「銀聯カード(ぎんれんカード)」とも
呼ばれています。
 
ユーザーが商品購入時に、
銀聯カードで決済すると
即時(あるいは数日後まで)に引き落とされる
デビット方式です。
 

デビットカードとして世界最多の発行枚数を誇るUnion Pay(銀聯カード)

 
発行枚数は45億枚以上で、
世界で一番発行枚数が多い
デビットカードと言われています。
 
AlipayやWeChat Payより以前から
中国全土で広範囲に普及していて、
中国における
決済サービスの元祖だと言われています。
 
銀聯カードはVISA、MasterCardに次ぐ
世界No3のクレジットカードで、
シェアは15%で会員数は7億人
提携店舗数は
世界で1,000万店舗以上になります。
 
 
 

Union Pay(銀聯カード)の歴史

 
銀聯カードは、2002年に誕生したカードで、
中国国内の80以上の金融機関が
共同して設立した金融企業である
」が発行しました。
 
それまでの中国では、
決済システムが金融機関間で統一されておらず
取引がうまくできないなどの
問題がありましたが
銀聯の誕生により
問題が一気に解決しました。
 
中国や日本などの漢字圏の国では
銀聯カードですが、
英語圏の欧米諸国向けには
UnionPayという名前を使っています。

 
 
 

Union Pay(銀聯カード)が普及した背景

 
銀聯カードは、
当初は中国国内での利用にとどまっていましたが
世界各国で活動する中華系の人たちの支持により
世界各地に広まっていきました。
 
銀聯カードが普及した背景には
・偽札が横行している
・中国紙幣の価値が低い
・現金の海外持ち出し制限
・中国系の富裕層が多い
 
上記の理由が考えられます。
 
詳しく説明しますと、
中国では偽札が大量に出回っているため
店舗は、
現金よりクレジットカードの方が安心できます。
 
また、中国紙幣の最高紙幣が100元と
価値が低いことも理由の一つです。
100元は
日本円に換算すると2,000円以下になり
買物の場合、
大量の紙幣を持ち歩かなければなりません。
 
さらに、中国人が海外に行く場合
持ち出し可能な現金は
2万元(約34万円)に制限されているため
爆買いで海外に行く時は、
銀聯カードが利用されることになります。
 
これらの理由から、
中国人の富裕層に銀聯カードが支持され
世界中に広まりました。
 
 
 

Union Pay(銀聯カード)の新サービス優計画

 
銀聯カードは
訪日中国人が増え始めた2012年ころから
日本でも利用できる店舗が出始め
その後の爆買いによるインバウンド消費に
貢献してきました。
 
そんな銀聯が新たな起爆剤として
2017年から
」という新サービスの
提供を開始しました。
 

優計画とは

 
優計画は、
(銀聯カード)が提供する
割引クーポンのサービスです。
 
銀聯カード会員は
UnionPayや提携する銀行のアプリを使って
優計画の電子クーポンを入手し
優計画サービス導入加盟店で
銀聯カードで決済すると、
その場で優待サービスが受けられます。
 

操作方法

 
実際の操作方法は
1.スマートフォンで銀聯アプリをダウンロード
2.メニューの「優計画」をタップ
3.クーポン一覧から店舗名をタップし
条件を表示
4.「クーポン発券」ボタンをタップ
5.表示されたバーコードとQRコードをスキャン
6.銀聯カードで支払い 割引サービスを受けます
 

日本市場でも普及し始めている優計画

 
「UnionPay(銀聯)」を
グローバル展開している銀聯国際は
優待クーポンサービス「優計画」の
日本における提供を
2017年1月から開始しました。
 
これを受け、日本での優計画導入が
始まっています。
 
2017年1月5日、

○リンク・プロセシング、
○マツモトキヨシホールディングス
はUnionPayの「優計画」に参画することを
発表しました。
 
 

3社の役割

三井住友カード:加盟店開拓
日本の多くの加盟店との
ネットワークを有するメリットを生かし
加盟店の開拓に協力します。
 
リンク・プロセシング:決済サービス「Anywhere」の活用
クレジットカードなどの決済センターを運営する
リンク・プロセシングは
提供する決済サービス
「Anywhere」の活用を担当。
 
:実店舗での導入
ドラッグストア「マツモトキヨシ」の免税店で
「優計画」を導入していきます。
 
 

マツモトキヨシに続きラオックスも参加

マツモトキヨシは、
数年前まで、
訪日中国人の爆買いで恩恵を受けましたが
「優計画」への参画は
さらなるインバウンド消費の拡大を
狙ったものです。
 
また中国人観光客への
免税品販売のラオックスも
「優計画」を2月中旬から導入しています。
爆買い後に大幅ダウンした営業利益の
回復が狙いのようです。
 
スタートした「優計画」の展開は、
三井住友カードとリンク・プロセシングの
協力で運用していきます。
 
今後はカード会社などの
加盟店を開拓する企業と協力して
「優計画」参加加盟店を拡大していく計画です。
 
 
 

まとめ

 
「優計画」はクーポンによる割引サービスと
プロモーションを併せ持ったサービスです。
 
日本では
今年の1月から提供が開始されましたが
香港、タイ、シンガポールなどでは、
昨年から導入が開始していて
既に実績を上げています。
 
夢のようだった訪日中国人による爆買いが
「優計画」により
再現される可能性に期待する人もいます。
 
日本国内に居住する中国人や
日本人向けの「銀聯カード」も
発行が始まっていて、
国内でも利用が増える可能性があります。
 
 
 

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