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Didi Chuxing(滴滴出行)が電気自動車の 充電ステーション建設計画を発表

2017.12.1
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

はじめに

 
中国の配車サービス大手の
Chuxing()は
独自のネットワークを利用して
電気自動車市場に
参入する動きを見せています。
 
Didi Chuxingは
全世界で
すでに26万台の電気自動車(EV)を展開する
中国の『』と呼ばれていますが
自社の電気自動車用に
EV充電ステーションを
建設する計画を立てています。
 
 

『ユニコーン企業』とは

 
ユニコーン企業とは
企業としての評価額が10億ドル以上で
非上場のベンチャー企業のことです。
 
巨額な利益を生む可能性がある
非常に稀で価値があると言う意味で
想像上の生き物
「ユニコーン」の名前が冠されています。
 
CB Insightsが2017年に発表したレポートでは、
米中の2国が
世界の10大ユニコーンランキングを
独占しています。
 
同社が発表した世界ベスト5のユニコーン企業は
1位: ウーバー/米国/680億ドル
2位: Didi Chuxing(滴滴出行)//500億ドル
3位: シャオミ/中国/460億ドル
4位: 美団大衆点評/中国/180億ドル
5位: エアビーアンドビー/米国/293億ドル
 
このランキングでは
Didi Chuxing(滴滴出行)は
2位にランクインしています。
 
日本では
・メルカリ
・DMM
などがユニコーンとされています。
 
 
 

Didi社がEV充電ステーションを建設

 
2017年11月2日に北京で開催された
『持続可能なエネルギーサミット』において
Didi Chuxing創業者で
CEOのCheng Wei(程維)氏は
合弁事業を通じて
自社のEV充電ステーションを
建設する計画を発表しました。
 
Didi 社の充電ネットワークは
自社の電気自動車をカバーするだけではなく
あらゆる家族や一般の人にも
利用できるように計画されています。
 
『持続可能なエネルギーサミット』を
国連と共催した
世界エネルギー相互接続開発協力機構(GEIDCO)は
Didiで初めてとなるこの合弁事業に
新たなインフラ計画の
主要なパートナーとして出資する計画です。
 
※GEIDCOは北京に本拠を置く組織で、
「世界の持続可能なエネルギー開発」を
推進しています。
 
 
 

Didi社の「オレンジ・エネルギー」とは

 
配車サービスのユニコーン企業Didi社は
最初のプロジェクトとして
「オレンジ・エネルギー」を発進させる計画です。
 
このサービスは
都市にある
既存の充電ステーションをマッピングし
その情報を
Didiのドライバーのアプリに表示します。
 
「オレンジ・エネルギーは
まず中国の一部の都市で
パイロットプロジェクトとしてスタートし、
その後、中国全土に展開する予定だ」と
同社の広報担当者は
Tech in Asiaに語りましたが
具体的な発進日は明らかにしていません。
 
「将来、このサービスは
Didiのドライバー以外のユーザーにも
開放される予定だが
多くのプロジェクトは
まだ計画段階にあり
スケジュールはまだ未定です」と
広報担当者は付け加えました。
 
※Tech in Asiaは
アジアに焦点を当てたニュースを提供する
WEBサイトです。
 
 
 

中国のEVの現状と中国政府の政策

 
中国は
世界最大の電気自動車市場で
2016年には
約50万台のハイブリッド車と電気自動車が
中国で販売されました。
 
この数値は
米国で販売された電気自動車の
約4倍になります。
 
中国政府は
自動車排気ガスを削減し大気汚染を抑制するため
トップダウンで
電気自動車市場を拡大させており
2015年には
50億ドル以上の補助金を支給しています。
 
さらに中国政府は
他の国、特に英国と同様に
化石燃料を動力とする自動車の
販売期限を設定しようとしています。
 
中国では
電気自動車向けの充電ステーションも
急速に広がりを見せています。
 
Research and Markets社の調査によると
中国では
2016年末までに
約31万か所の充電施設が設置されています。
 
ただし、この充電施設は
充電ステーションに似ていますが、
充電速度は遅い設備になります。
 
 
 

Didi社の取り組み

 

Didi社の強大なパワー

 
Didi社は
世界最大の
オンライン輸送プラットフォームの一社として
充電ステーションの
位置と密度を最適化するために
必要なデータが整備されています。
 
同社は
全世界で4億5千万人のユーザーと
2100万人のドライバーを抱えていて
リアルタイムで交通状況を分析する
包括的なビッグデータプラットフォームを
既に開発しているとアピールしています。
 
 

Didi社の目標と地方自治体との連携

 
同社CEOのCheng 氏は
「Didi社のEVを
2020年までに、
現在の26万台から
100万台に増やす」としています。
 
さらに、同社は
交通渋滞の削減に向けて
中国全土の地方自治体とも連携しています。
 
例えば済南市(山東省)では
交通の流れに対応して
リアルタイムで
信号を切り替えることができています。
 
Didi社のアプリは
自社の車両の追跡だけでなく
一部の都市で
公共バスの位置と動きを表示したり
Ofo(小黄車)の
自転車シェアリングサービスとも
統合しています。
 
 
 

まとめ

 
中国のユニコーンと称される
巨大企業のDidi Chuxing(滴滴出行)が
自社で推進する電気自動車の
インフラ整備に乗り出そうとしています。
 
電気自動車は2016年には
世界累計販売台数が200万台に達し
2020年には
2000万台に増えるとの予想もあります。
 
現在、世界の電気自動車の
3割を超えるシェアの中国ですが
Didi社や他の巨大企業が
EVのインフラなどに取り組み
中国政府が支援すれば
中国が電気自動車大国の地位を
このまま維持しそうです。
 
 
 

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参考記事はこちら
Didi eyes electric car market, plans to build own network of charging stations

「この記事はtechinasia.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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