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中国検索エンジンシェアに変動が!   最新情報

2018.01.11
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
最新の世界各国の検索エンジンシェアを
アウンコンサルティング株式会社
(本社:東京)が発表しました。
 
検索エンジンシェアの調査対象は
GDP上位40の国と地域で
2016年11月から2017年10月に
PC版とモバイル版で使用された
検索エンジンのシェアを調査したデータです。
 
 

世界ではGoogleが圧倒的に優位

 
結果は
ほとんどの国と地域で
Googleがトップシェアを維持しており
特にモバイルのシェアは
世界37カ国で
Googleのシェアが90%を超えています。
 
さらに、40カ国中39カ国で
Googleがシェア第1位を獲得しています。
 
Googleがトップでない国は中国だけでした。
中国の検索エンジンシェアは
どうなっているのでしょう!
 
 
 

中国の検索エンジンシェア最新情報

 

2017年10月時点の検索エンジンシェア

 
Statcounter Global Statのデ―タによると
2016年 11月~2017年10月の
中国における検索エンジンのシェアは
次のようになっています。
 
順位  検索エンジン名    シェア
1位 (Baidu)       83%
2位 (360 Search) 7.4%
3位 (Shenma)     3.6%
4位 (Sogou)    3.2%
5位          1.4%
 
世界の大多数の国で
Googleがトップシェアなのに
中国では百度が断トツで
Googleは2%以下になっています。
 
これは、中国では
Googleに規制をかけていて
使いにくい状態にあるからです。
 
中国の検索エンジンシェアは
百度が83%を占め
残りの17%を
360搜索、神马、搜狗搜索などで
分け合っている状況です。
 
 

PCとモバイルではシェア事情が違う

 
世界でもPCとモバイルでは
シェア事情が違っている国がありましたが
中国でも同じことが言えます。
 
PC版 中国検索エンジンシェア(2017年3月)
1位 百 度    59.9%
2位 360搜索  25.2%
3位 Google   4.9%
4位 搜狗搜索  4.3%
5位 必 应  3.9%
 
モバイル版 中国検索エンジンシェア(2017年3月)
1位 百 度    83.2%
2位 神 马   12.2%
3位 搜狗搜索  2.87%
4位 Google   0.5%
5位 必 应    0.4%
6位 360搜索   0.3%
 
 
 

中国No.1検索エンジンBaidu 百度(バイドゥ)とは

 
百度は
2000年に設立された
検索エンジンで有名な会社です。
 
独自性を世界にアピールしています。
百度は企業名であり
自社の核になる検索エンジンの
サービス名でもあります。
 
百度は
2017年10月時点で
中国の検索エンジンシェアで断トツの1位です。
 
2016年末には
7億を超える中国のインターネットユーザーに
サービスを提供しています。
 
 

百度の特徴

 
百度における一番の特徴は
中国語に特化した
検索エンジンだということです。
世界最多の
中国語WEBサイトのインデックスを持ち
焦点を100%中国語に絞っています。
 
その例として
インターフェイスは
中国語の簡体字のみ利用可能で
中国語サイトを優先表示します。
 
今や百度は
検索エンジンだけでなく
旅行、地図、音楽、翻訳、
クラウドサービス、百度百科など
多様なサービスを提供し
さらに、自動運転技術も手掛けています。
 
 
 

注目の新興検索エンジン

 

神马(Shenma)の特色

 
神马(Shenma) は
ここ一年で
急速にシェアを拡大してきた検索エンジンです。
 
特異な点は
モバイルでのみ利用されている
検索エンジンだということです。
モバイル版検索エンジンシェアは
12.2%で、百度に次いで
第2位を確保しています。
 
神马は
モバイルに専念することで
モバイルユーザーの
顧客満足度を向上させるシステムの開発と
デザインの開発で
シェアを拡大してきました。
 
 

360捜索はPC版でシェア拡大

 
360捜索は
近年になって急成長した検索エンジンで
PC版では
百度に次ぐ第2位の位置にあり
25%のシェアを占めています。
 
しかし、モバイル版では1%以下で
利用率は低い状況にあります。
この理由は
360捜索の成り立ちに起因します。
 
PCで利用するウィルス対策として
スタートした360捜索ですが
そのシェアを拡大する過程で
プラットフォーム化を実施しました。
 
そして、この検索エンジンを使ったら
ウィルスに感染しにくいというブランディングで
現在もシェアを拡大しています。
その結果、
PC版でシェアを伸ばすことになりました。
 
 
 

まとめ

 
中国の検索エンジン市場は
従来の百度の断トツ状態から
変化しつつあります。
 
PC版では360捜索
モバイル版では
神马が頭角を現してきています。
 
2017年から2018年は
中国の検索エンジン市場に
変革が起こる可能性もあります。
 
中国の
PC及びモバイル版における
検索エンジン市場の
動向を見守っていくことが必要です。
 
訪日中国人の多くは
中国の検索エンジンを使って
日本での観光や買い物の情報を
収集しています。
 
インバウンド客の誘致や
越境ECなどでの集客について
中国で利用される
検索エンジンの理解を深めることは重要です。
 
 
 

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