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世界最大のイベント 中国の「独身の日セール」

2018.01.30
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima


 

はじめに

 
毎年、11月11日は
中国では
「独身の日」と呼ばれています。
 
2009年からこの日は
中国で最大の
電子商取引(E-コマース)の
イベントが行われる日になりました。
 
 
 

「独身の日」とは!

 
独身の日のイベントは
南京大学の学生の間で
1990年代に始まったと言われています。
 
独り者のための記念日ですが
恋人たちの日である
バレンタインデーに
対抗する意味もあるようです。
 
この日は
11.11と“1”が4つ並ぶことから
独身者(彼氏や彼女がいない人)が集まって
パーティーなどをする日になりました。
 
このイベントは
主に北京、上海、広東など
大都市の若者に広まっていきました。
 
 
 

「独身の日」はECサイトでセールの日に!

 

独身の日セールは2009年に始まった

 
電子商取引の巨大企業アリババは
中国の独り者消費者が
買物をするイベントとして
2009年から
ECサイトの天猫で
独身の日にセールを始めました。
 
しかし、当時は
スマホも普及しておらず
ネットショッピングも若者限定でした。
天猫がセールを始めた初年度に
セールに参加した店舗は
わずか27店舗でした。
 
 

11月11日はセールの日となった!

 
その後、大々的にキャンペーンを展開し
それを後押しするかのような
ネットショッピングの普及があり
わずか数年で
11月11日と言えば
「セールの日」と言われるようになりました。
 
最近の「独身の日」セールでは
出品者は
24時間だけ大々的な割引を実施して
大幅な売り上げ増を続けています。
 
こうして11月11日は
中国で最大の商業イベントになりました。
 
今では世界中の誰でもどこでも
アリババでオンラインショッピングをすれば
大幅な割引を利用することができます。
 
 
 

独身の日がブラックフライデーを超えた!

 
中国「独身の日セール」の売上は
アメリカのブラックフライデーを超え
24時間で
253億ドルの新記録を達成しました。
 
電子商取引のリーダーであるアリババは
セール開始後30分で
70億ドル以上の売上げを達成しました。
 
この特別な日に、アリババは
イベントを開催しました。
 
出演した有名人は
ライブの大画面で商品をPRして
2分も経たないうちに、
売上げは10億ドルに達しました。
 
 
 

独身の日セールに競争相手も参入!

 
2017年にアリババは
自社が運営するTmallとTaobaoに対し
1500万件以上の
製品リストを提供することになる
国際ブランド6万個を含む
14万件のブランドを発表しました。
 
アリババを除く
JD.comのような他の小売業者は、
独身の日セールに参入してきました。
 
消費者を引き付けるために
多くのアイデアを織り込んだイベントを開催し、
売上げを伸ばし
アリババの競争相手になりました。
 
 
 

セールには国境を超えた製品が増加

 
独身の日セールでは
国境を超えた製品の売り上げが
増加しており注目されています。
 
これは中国の中産階級が増え
高品質な外国ブランドを
購入する傾向が強くなってきた影響によります。
 
中国人は
海外旅行やWEBサイトで買い物をするなど
消費の方法が進化しています。
 
外国製品に適用される税金は
中国の消費者の購買意欲を衰退させることなく
購入は続いています。
 
中国人の海外ブランドに対する意識の高まり、
物流の改善、外国商品が高品質という
認識の高まりから、
消費者一人当りの
外国製品の購入額は増加しています。
 
その中でより多く購入されている製品は
化粧品、赤ちゃんと妊婦のための製品、靴、
衣服、アクセサリー、バッグ、健康製品です。
 
また、Tmall、JD.com、Kaolaなど
越境ECサイトの人気が高まっているため、
買い物客は、
使い慣れたプラットフォームで
多種多様な海外製品に
アクセスしやすくなりました。
 
 
 

越境ECを促進している都市!

 
越境ECの利用者が多い都市は
上海、北京、杭州の3つの都市です。
 
越境ECを利用する消費者の占有率は
上海が11.9%を占め
北京は11.1%で
杭州は3.8%になっています。
 
越境EC市場への出店は
日本を始め多くの外国企業にとって
新しい輸出方法となっています。
 
分析結果によると、
中国における越境ECの総売上高は、
2017年末までには
1001億7,000万ドルに達すると予想され、
越境EC消費者の
一人あたり平均消費額は
882ドルになります。
 
 
 

まとめ

 
世界でも最大級のイベントになった
独身の日セールですが
中国のセールは他にもあります。
 
12月12日は双十二セールと呼ばれ
中国最大の
CtoCオンラインショッピングサイト
「淘宝(タオバオ)」が
2012年から開始した販促イベントです。
 
翌年からは
他社もこの日にセールを開始して
近年では
BtoCオンラインショッピングサイトでも
1年で最後の大きな販促イベントとして
セールを実施しています。
 
また、8月18日には
越境ECサイト各社が主になって
夏の販促イベントが実施されます。
 
これらの販促イベントは
年々成長しており
その要因の一つが
海外企業のイベントへの出店です。
 
イベントには
大企業から個人商店まで出店できるので
新たな市場を開拓できる可能性があります。
 
 
 

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参考記事はこちら
THE WORLD’S MOST IMPORTANT E-COMMERCE DAY IS IN CHINA

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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