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国内の動きが活発化する医療インバウンド対策!


 

 

はじめに

 
海外から
人間ドックなどの健診や
病気治療を目的に訪日する患者を
積極的に受け入れる
医療インバウンドを活発化させる活動が
2015年あたりから
日本国内で広がっています。
 
日本における
医療インバウンドの取組みについて
政府、病院、企業の状況を紹介します。
 
 
 

医療ツーリズム

 

医療ツーリズムとは

 
医療ツーリズムとは
治療、健診、美容などを
他国に行って受けることです。
 
日本で医療ツーリズムが注目されたのは
民主党政権時代の2010年になります。
 
この年に閣議決定された「新成長戦略」で
国際医療交流が明記されました。
 
このねらいは
アジア諸国の中で
医療ツーリズムに関して先行している
タイやシンガポールを追従することでした。
 
政府は
医療を目的に訪日する外国人向けに
医療用ビザの発給などの方策を打ち出し
受入れ支援組織も立ち上げました。
 
最終目標は
「2020 年に
日本の高度医療及び健診 に対する
アジアトップ水準の
評価・地位の獲得を目指す」
というものでした。
 
 

医療ツーリズムの経緯

 
しかし、医療を売り物にして
観光収入を得ることが強調され
受け入れる病院の体制つくりも進まず
医療ツーリズムという言葉も
使われなってきました。
 
その後、医療ツーリズムは
地方創生の奥の手として
注目されるようになりました。
 
この中には
鹿児島県の
「メディポリス国際陽子線治療センター」の
取組みなどがあります。
 
 
 

医療インバウンド

 
「医療インバウンド」とは
医療ツーリズムを目的に入国する
外国人を受け入れることです。
 
医療ツーリズムで訪日する外国人のために
国内の医療事業を発展させたり、
治療や検診などで
外貨収入を得ることが「医療インバウンド」です。
 
 
 

アジア諸国の医療インバウンドの取組み

 
医療インバウンドについては
日本より進んでいるアジアの国があります。
 
シンガポールの場合は
1990年代の初頭から
外国人患者を誘客し
2009年には
60万人以上を誘客しています。
 
医療ツーリズム先進国と言われるタイでは
2002年に「医療ハブ構想」を掲げ
外国人患者の誘客活動を推進し
その結果、2012年には
250万人以上の外国人を誘致しました。
 
韓国では
2009年から外国人患者を誘致し
医療観光ビザの発給
外国人患者に24時間対応などの
受入れ対策を展開し
2009年には
訪韓した外国人患者数を
6万人に伸ばしました。
 
 
 

日本の病院の取組み

 
日本政府は
2011年から医療滞在ビザを発給しています。
 
このビザを取得すると
最長6か月の日本滞在が可能で
何度でも出入国可能な
数次ビザも取得できます(3年まで延長可)
 
日本で海外居住者を受け入れている
医療施設は
主なものだけで50施設ほどあります。
 
受け入れる医療施設を増やすには
外国人とのコミュニケーションなど
多くの課題の克服がカギになります。
 
 
 

観光と医療のパッケージ「医療インバウンド」

 

医療分野は成長戦略の柱

 
日本が向かっている医療インバウンドは
医療と観光をセットにした「医療観光」や
日本が誇る
世界最先端の診療・治療を受けることなど
多岐にわたります。
 
医療分野は
日本政府の成長戦略の柱の一つです。
 
しかし、医療インバウンドには
外国人に対応する場合の言葉の障壁など
課題も多く
医療立国に向けた
対応策の実施が求められています。
 
 

地方自治体の取組み

 
自治体の中には
「地方創生特区」で医療観光に
取組む地域もあります。
 
秋田県仙北市では
温泉を活かし世界に向けた
「医療ツーリズム」の
一大拠点をめざしています。
 
その内容は
1. 外国人も含めた、
温泉活用・湯治型の医療ツーリズム推進
 
2. 食のトータルプラン(食農林観連携)の推進)
 
3.医療・観光拠点開発のための
公共施設・交通などの改革
 
 

民間企業の中国向け医療インバウンド

 
2017年12月22日
日本航空とJTBは
特色のある医療インバウンド商品の
第1弾の販売開始を発表しました。
 
医療インバウンド商品第1弾は
がん検診+往復航空券(ビジネスクラス)
に空港・ホテル・病院間の送迎が
セットになっています。
 
この商品の発売開始は
2018年1月10日としています。
 
商品の特典として
検診前日に注意事項や質問などを
専門通訳を通して行います。
 
また、、中国人医師免許を持った
顧問医師が
検診結果報告書を翻訳し伝えてくれます。
 
 
 

まとめ

 
厚生労働省は
2017年10月30日
医療インバウンド政策の
基本方針を発表しました。
 
これまでは
2016年6月2日に閣議決定した
「外国人患者の受入れ体制が
整備された医療機関を
 2020年までに100箇所にする」
としていました。
 
しかし今回は
これまでの目標を前倒しする
「2017年度中の達成(100箇所)を
目指す」と変更し
大幅な計画の前進を発表しました。
 
政府が医療インバウンド受入れに
前向きな姿勢を示したことで
病院、地方自治体、企業の活動も
さらに活発化することが予想されます。
 
参照サイト

「医療ツーリズム」で地方創生目指す、仙北市「国家戦略特区」構想の中身


 
 
 

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