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中国政府がQRコードを使ったモバイル決済の規制強化!

 

はじめに

 
中国では
モバイル決済が浸透し
日常生活に必要不可欠となっていますが
そこに付け込んだ
QRコード詐欺事件が多発しています。
 
このような背景から
中国政府は
モバイル決済に関しての
規制を実施することにしました。
 
 
 

QRコード決済とは

 
QR コード決済は
電子決済方法の一つで
その名の通り
QR コードを使った支払い方法です。
 
具体的には
客が店舗のQRコードを
スマートフォンで読み取り
金額を入力すれば決済が完了します。
 
 

急激に普及したモバイル決済

 
中国では
モバイル決済が急激に普及し
今では、スーパーや食堂はもちろん
タクシーや路上の屋台の支払いにも
利用されています。
 
その普及率について
2017年6月に
日本銀行が発表した
「モバイル決済の現状と課題」の中に
記載があります。
 
それによると
中国都市部の消費者を対象にした調査の結果
回答者の98.3%が
過去3カ月の間に
モバイ ル決済を「利用した」と答えたとの
報道(2016 年 5 月)もあるとしています。
 
 

モバイル決済普及の理由

 
支払う側は
お金のやり取り無しに
簡単便利に支払うことができます。
 
店舗側は
お釣りを渡す手間や
閉店後に
山のような小銭の勘定が不要になります。
 
また、偽札の心配もなくなることから
小規模の店舗などでも
モバイル決済が浸透していきました。
 
また、経営者は
自分の口座を示すQRコードを店先に掲示すれば
営業認可の有無や
納税の記録などに関係なく
商売が成立するので
都合の良いシステムです。
 
 
 

QRコードを使ったモバイル決済の規制

 
中国で急激に普及したモバイル決済ですが
この状況に付け込んだ
QRコードを悪用した
詐欺事件が多発しています。
 
 

QRコードの形態

 
詐欺事件が多発しているのは
静態コードと呼ばれる形態です。
 
コードには
ユーザーのアカウント状況に応じて
A、B、C、Dの4等級があります。
 
この内A、B、Cは動態コードと呼ばれ
使用回数や有効期限が設定され
指紋認証が必要なものもあり
より安全とされています。
 
これに対し
屋台などに貼ってある
紙に印刷されたQRコードなどは
静態コードと呼ばれています。
 
静態コードは
偽のQRコードにすり替えられたり
マルウェアを仕込む手口で
詐欺事件が発生する危険度が高くなります。
 
 

QRコードを使ったモバイル決済の規制内容

 
このような詐欺事件の発生を受け
中国銀行は
「中国人民銀行
バーコード支払業務規範
(試行)に関する通知」を公布し
2018年4月1日から施行するとしました。
 
規制はA、B、C、Dの4形態共に
及びますが
詐欺事件が発生しやすい静態コードである
D級に
一番厳しい
「一日の利用限度額が500元」
が課せられました。
 
この法令は
個人ユーザーが
QRコードを利用して決済をする場合の
制限になります。
 
 
 

まとめ

 
今回発表された規制に対し
中国人が決済に多く利用する
Alipay(支付宝)や
WeChatPay(微信支付)を運営する
アリババやテンセントは
この規制を支持すると表明しています。
 
また個人ユーザーは
詐欺のリスクを抑えられるとして
この規制を支持する人と
不便になると心配する人もいて
意見は分かれているようです。
 
今回の規制は
AlipayやWeChat Payなどの
モバイル決済運営企業が
ユーザーや加盟店を獲得するための
熾烈な競争に
歯止めをかける意味もあるようです。
 
 
 

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