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中国の第2線、第3線の都市で海外のカジュアルウェアブランド人気が上昇!

2018.03.13
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
中国のカジュアルウェア市場は
著しく成長していますが、
あらゆる観点から
中国のどの地域で、
どの海外のカジュアルブランドが
成長しているのかを紐解いていきます。
 
FTコンフィデンシャルリサーチ による
直近の四半期ごとのブランド調査によると、
中国第3線の都市で
ユニクロ、H&M、ZARAの
全てのカジュアルブランドで
大幅な成長が見られました。
 
また、都市部の消費者の中で
ユニクロが
一番人気のブランドであることも明らかになり
調査対象者の19.3%が
ユニクロはもっとも購入したい
2つのブランドのうちの
1つであると答えました。
 
この数字は
2015年度第四半期と比べると
1.9%上昇したことになります。
 
 

「一線都市」「二線都市」「三線都市」とは

 
中国において都市は
「一線都市」
「二線都市」
「三線都市」
という形で区分されています。
 
一線都市とは、
上海、北京、広州、深センの4都市です。
 
二線都市は
天津のような直轄市、
ほとんどの副省級市と
一部の省都を指します。
 
三線都市は
二線都市を除く
地級市のほとんどを指します。
 
 
 

ファッション市場の低迷の中でユニクロが躍進

 
前項で紹介したユニクロの成功は
中国国内経済やファッション業界の
景気の低迷とは対照的です。
 
アパレル企業の小売りの成長は
前年度の同時期に比べて
6%の伸びとなりましたが、
ここ10年の中では
もっとも緩やかな成長です。
 
ファッション市場は
確立された高級ファッションブランドとは逆に
目まぐるしく変化する
ファッショントレンドの需要に
対応できるテンポの速い企業に、
より利点があると指摘します。
 
そのため、中国を拠点とする企業が
コピー商品を製造、販売する可能性は低く、
また買収戦略にも
大きな改善が見られるでしょう。
 
この移り変わりが早い
ファストファッションのトレンドは
中国で最も裕福な
都心部だけに止まりません。
 
ユニクロは
中国の第1線都市の中で
十分な地位を確立しており、
調査対象者の24.9%が
ユニクロを選びました。
 
その人気は
同リサーチ企業が
2015年度末に実施した調査の結果と比べると
第2線の都市では3.7%、
第3線の都市では2.4%上昇しています。
 
 
 

中国国内のH&MとZARAの事情

 
ユニクロの競合企業である
H&MとZARAは
中国第1線の都市で
それぞれ第2位、第3位の
地位を確立しています。
 
これらのブランドの全体的な人気度は
前回の調査と比べても
H&Mが2.7%、ZARAが1.7%と
それぞれ上昇しています。
 
特にH&Mにおいては
第2線の都市で4.0%も人気度が上昇し、
一方でZARAは3.5%の上昇となりました。
 
しかしながら、これらの企業は
市場が低迷する中、
上手く舵を取っているように見えますが、
見た目ほど企業の将来が
明るいというわけではありません。
 
急速な拡大は国内の市場低迷に対抗しており
現実を無視した
過剰な拡大を展開する企業にとって
大きな犠牲になるかもしれません。
 
 
 

中国で3000店舗を目指すユニクロ

 

毎年、店舗を増やすユニクロ 『最終目標は3000店舗」

 
ユニクロの親会社の
株式会社ファーストリテイリングは
中国国内において
2016年8月末時点で
472店舗を運営しています。
 
若者向けブランドに焦点を当て、
目標の2020年1,000店舗達成まで
年間100店舗のペースで
新規店舗をオープンする予定です。
 
今後ユニクロは
中国国内で
3,000店舗まで増やす予定です。
 
これが実現すれば
中国国内の売り上げが
ユニクロ全体の収益の
半分を占めることになります。
 
 

H&MとZARAの動向

 
スウェーデンに本社を置くH&Mは
今年新しく47店舗をオープンし、
中国国内の店舗数を400店舗としました。
 
一方、Inditexを親会社とするZARAは
3社の中でも一番保守的で、
同期間で新規に9店舗のオープンに留まり、
中国国内での店舗数が188店舗となりました。
 
この人気の高まりに関わらず、
今後これらの企業が
低迷する中国経済に
影響を受けずにいられない兆候が見られます。
 
 

ユニクロとH&Mの売り上げ状況

 
ユニクロの大中華圏の
2016年度の売り上げは29億ドルで
前年比9.3%の上昇となりましたが、
昨年の対前年度売り上げ率46.3%と比べると
大きな減少となり、
営業利益は5.5%マイナスとなっています。
 
H&Mの中国国内での売り上げ成長率も、
前年度の16%増から
2016年度は
最初の9ヶ月間で
わずか5%増と急激な減少になりました。
 
 
 

第2線、第3線都市での拡大は不透明

 
裕福な都市部と貧しい地方との
貧富の格差が大きい国では、
第1線都市を越えての事業拡大が
そのままビジネスの成功を意味するとは
限らないということは明らかです。
 
ブランドの人気は高まっていますが、
今後地方都市の需要が
強気の企業の成長を後押しするかは
現時点では不明です。

企業は中国経済が成長を続け、
将来的な利益の増加を期待しています。
 
地方都市の可処分所得は
北京や上海などの
大都市に比べると約半分であり、
ファッションに費やすお金は
地方都市になるにつれて
低くなることが分かっています。
 
 
 

最後に

 

中国市場でカジュアルブランドを売る方法

 
中国ではブランディングが全てです。
その主な方法を紹介します。
 
1. ソーシャルメディアを使って
認知度の向上
 
2. インフルエンサー(影響力のある人)
からの評判を得る
 
3. 信用度を構築するための
プロモーション活動
 
4. オンラインゲーム業界とのタイアップと
020キャンペーンの活用
 
5. TmallやWeChatを通してのEコマース
 
 
 

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