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驚きの事実! 中国のブロガーは「投げ銭」で稼ぐ!

2018.03.19
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

 

はじめに

 
中国では
ブロガーとして
生計を立てる若者が増えています。
 
そんなブロガーたちの
収入源の一つが『投げ銭』です。
 
WeChat(微信)も
投げ銭システムを提供する
代表的なサイトです。
 
WeChatは
中国版LINEとも呼ばれていますが
Eコマースや
配車サービスにも利用されており
多くのブログも公開されています。
 
WeChatの
オフィシャルアカウントには
LINEにはない
ユニークな機能が多くあり
代表格の一つに
「打賞」(投げ銭)があります。
 
 
 

中国ブロガーの収入源の一つは「投げ銭」

 

投げ銭とは

 
「投げ銭」とは
元々は
ストリートパフォーマンスの演者が
観衆から貰う善意の寄付のことです。
 
ライブ配信に置いての投げ銭とは
そのネット版で
オフィシャルアカウントが発信する
記事や情報を見て
一般ユーザーが面白いと感じたら
WeChat PayやAlipayなどを使って
「投げ銭」を送ることができます。
 
投げ銭は
あくまでも善意による行為で
義務ではありません。
 
 

増えるブロガーと驚きの投げ銭収入額

 
投げ銭のゲットを目的に
一般の人でも
ブログを書いたり動画を発信して
収入を得る人が登場しています。
 
これは個人だけでなく
新聞社、雑誌社やテレビ局なども
コンテンツを配信し収益を得ています。
 
中国の陌陌アプリが発表した
投げ銭収入額ランキングで
上位10名の平均月収(チップ)は
70万元超(約1200万円)でした。
 
 

主播と呼ばれる人気配信者

 
中でも人気なのが
主播と呼ばれる配信者で
視聴者との会話を
ライブ中継して人気を掴み
新たなスターも誕生しています。
 
中国では
小中学生の過半数が
将来なりたい職業に
主播を挙げるそうです。
 
しかし、この中で高収入を得られるのは
一握りの人ですが
全体の投げ銭額は年々増えています。
 
 
 

投げ銭をめぐるアップルとテンセントの対立

 

大反発を受けた“アップル税”

 
投げ銭に目を付けたアップルが
WeChat内の投げ銭は
「アプリ内課金」だと主張し
30%の取り分を
要求するシステムを考えました。
 
この結果、
このシステムに猛反発する
テンセントと対立することになり
ユーザーからも
「これはアップル税ではないか!」
と批判の声が上がりました。
 
 

対立から和解へ

 
両者の対立により
2016年からiOS上で
投げ銭が利用できなくなっていました。
 
しかし、2017年に入って
両者はこの件で和解し
今後のアップデート以降に
投げ銭が利用できるようになります。
 
 
 

ブロガーの影響力を警戒する中国政府

 
ブロガー人口が増える状況を
注視しているのが中国政府です。
 
中国政府は
ブロガーの影響力が高まることに
警戒し神経を尖らせています。
 
一例として
有名人のゴシップ記事などを掲載する
WeChatアカウントが
突然の閉鎖に追い込まれました。
 
また中国政府が
ヒップホップなど低俗だと判断した
コンテンツについて
掲載中止を要請するようになりました。
 
また悪趣味なビデオゲームを
追放する動きも始まっています。
 
政府の監視が強まる中でも
投げ銭が活発化しています。
 
 
 

女子アイドル並みのファン心理

 
人気があるライブ配信アプリでは
中国の普通の女子が
彼女たちの一日を配信しています。
 
それに対し男性ファンが
投げ銭を彼女たちに送ります。
女子の普通の一日を配信しているだけですが
ファンが送る投げ銭は
数百万元になることもあります。
 
ファンは彼女たちの一番になるため
数十万元単位でプレゼントをするのです。
 
 
 

「投げ銭」は世界に広がる

 

スタートは米国だった

 
中国で一般的になった「投げ銭」は
世界に先駆けて米国で展開されました。
 
有名な
YouTuberを起用したプロモーションで
スタートして数ヶ月の間に
数百~数万ダイヤを獲得しました。
 
 

世界30ヶ国で展開する「Live.me」

 
米国で
始まった投げ銭の世界展開は
「Live.me」というアプリに形を変え
世界に広まっていきました。
 
Live.meは
中国のチーターモバイル社によって
2016年4月に米国にリリースされ
4ヶ月で500万ダウンロードを記録します。
 
2016年9月に
キングソフトによって
遂に日本に上陸しました。
 
日本では
どのように広がるのか注目されていましたが
リリースから1か月後には
1回の配信で
数万円を獲得する配信者が出ています。
 
 

日本でも話題のLive.me(ライブミー)

 
Live.meでは
ライブ配信中に視聴者が
投げ銭でプレゼントアイテムを贈り
アイテムの数量と価値に応じて
ダイヤモンドに変換されます。
 
貯まったダイヤモンドは
現金に変換できるので
日本でも話題になっています。
 
 
 

まとめ

 
中国における
投げ銭システムの状況を紹介しました。
 
投げ銭システムを目的に
ブログを始める若者が増え
インフルエンサーも活躍しています。
 
その投げ銭をめぐって
アップルとテンセントの対立がありましたが
和解したことで投げ銭も復活します。
 
小中学生が憧れるブロガーと
一方でブログの影響を警戒する中国政府との攻防
そんな環境でも
普通の女子がライブ配信で
投げ銭を獲得しています。
 
中国の投げ銭システムは
Live.meに姿を変え
米国からスタートし
今や世界30カ国に広がっています。
 
2016年には日本にも上陸しました。
 
投げ銭が日本で広がるのか!
それとも・・・
 
このアプリが
今後どのような展開を見せるのか
目が離せません!
 
 
 

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