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中国で海外企業が見落としがちな5つのポイント

2018.04.7
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
多くの海外企業にとって、
中国は
豊かな土地のように聞こえるかも知れません。
 
事実、中国は
中流~中上流層が急激に成長しており
消費者の購買力の拡大が
世界で最も注目されている国です。
 
同時に、市場の多くの部分が
未成熟であり未開発の部分が
多く残る国でもあります。
 
そのように聞くと、
西洋の優れたサービスや製品にとっては、
中国で受け入れられることは
非常にたやすいことと思うかも知れません。
 
しかし、それは事実ではありません。
 
 

アマゾンでも間違った選択をしている!

 
eコマースの巨人アマゾンを例に上げると
アメリカ市場では40%を占めていますが、
中国では僅か0.8%で
中国における
eコマースの巨人であるアリババに
大きな差をつけられています。
 
アマゾンの例のように、中国では
いくつかの海外企業が
間違った方法を選択しています。
 
ここからは中国での事業展開において、
海外企業が見落としがちな
5つのポイントについて見て行きましょう。
 
 
 

【1】小さな変化が大きな違いをもたらす!

 
西洋の優れた製品が、
東洋では
必ずしも受け入れられるとは限りません。
 
特に長い間に亘って閉鎖され、
人々の趣向を活かした
国内製品に頼ってきた中国では尚更です。
 
 

マクドナルドは中国で小さな変化を加える

 
従って西洋の製品は
中国人によって探求され、
あちこちで改良が重ねられて来ました。
 
例えば世界中で最も知られるマクドナルドは、
中国人向けに
メニューに多少の改良を加えた
エビバーガーを提供することで、
中国人のエビに対する要望に応えてきました。
 
 
 

【2】翻訳には細心の注意が必要!

 
英語と北京語は別世界であり、
Google翻訳で
最適な訳が得られるものではありません。
 
オンライン翻訳は
最適ではなく十分でもありません。
 
マーケティングとコピーライティングは
感情的な言葉に基づいており、
不十分な訳では伝わらないこともあります。
 
 

ペプシとKFCの失敗

 
ペプシは中国市場で、
「ペプシはあなたの元気を取り戻す」を
スローガンとして押し出しました。
 
ペプシは元気が出る飲み物であり、
タフな1日に
エネルギーを与えるという
マーケティング戦略を
強化するためのものでした。
 
しかし、翻訳された内容は
中国人にとっては
「あなたの祖先を甦らせる」という意味になり
民間伝承を
悪い意味で宣伝するような
文句になってしまいました。
 
ケンタッキーフライドチキンですら、
「指までなめたくなるほどおいしい」
というスローガンを
「あなたの指をなめる」と
誤訳してしまいました。
 
とにかく注意してください。
 
企業のスローガン等を翻訳する際は、
中国語の
ネイティブスピーカーの手を借りるべきです。
 
 
 

【3】中国の今を理解し人気のプラットフォームを利用するべき!

 
人間は同じではありません。
中国人のメディア接触は
西洋のものとは異なります。
 
西洋では
TV、ラジオ、屋外広告を活用します。
 
一方中国の賑やかな街を歩いてみると、
多くの人々がケータイに熱中しており、
WeChat(微信)での会話や
Baidu(百度)での検索にいそしんでいます。
 
今や中国のインターネットユーザーは
約7億3,100万人に成長しました。
 
比較として例を挙げると、
中国のケーブルTV登録人数は
2016年時点で約3億1,300万人です。
 
従って中国でプロモーションを実施する場合、
西洋での常識は取り払い、
中国で人気のプラットフォームに
予算を最適配分する必要があります。
 
 
 

【4】製品の本質は変えずに小さな変化を!

 
海外企業の中には、
元々の製品を必死になって
中国向けに改良するところもあります。
 
結果として、
見た目は中国向けであるものの、
コストは競合製品の2倍になってしまうなど、
元の製品の良さも失い、
どっちつかずの状態に陥るのです。
 
中国人は自国の製品を好みますが、
実は多くの中国人は
西洋の製品がより安全であり、
合理的でかつ
異国の良さがあることを理解しています。
 
中国進出を計画する
海外企業への教訓としては、
マクドナルドの例のように
小さな変化を加えたとしても、
本質は変えるべきでないということです。
 
 
 

【5】適切な価格設定を行いましょう

 

都市のレベルで年収が異なる

 
広大な中国では
大都市と中小都市
都市部と農村部などで格差があり
中国の生活レベルは様々です。
 
海外企業が中国を外から見ると、
急激な経済成長により
多くの中国国民が
裕福になったと思うかも知れません。
 
しかし、中国では
平均年収80万円程度の国民が
依然として多く存在します。
 
そしてその年収は
彼らが生活する
都市の水準によって異なります。
 
 

中国では都市毎の価格設定が顧客には魅力的

 
よって製品の価格は
地域によって
最適な値にする必要があります。
 
中国の大きさを考えると、
都市ごとに価格を設定することと、
オンラインでは
ベーシックな価格を設定することは、
顧客にとって魅力的で嬉しい方法です。
 
 
 

まとめ

 
海外から中国市場に進出する場合に
企業が見落としがちな
5つのポイントを紹介しました。
 
海外からの事業展開において
中国にはたくさんのチャンスがあります。
 
中国の消費者や市場の動向を理解し
海外企業のブランドを守りながら
中国向けに多少の変化を加えることが
成功のカギと言えそうです。
 
製品やサービスの小さな改良や、
価格設定の微調整などによっては
大きなROI(投資利益率)をもたらします。
 
そのためには、
中国の動向に精通した
ネイティブな中国人の力を借りたり
実績のある
適切なパートナーとの連携が重要になります。
 
 
 

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参考記事はこちら
5 MISTAKES MADE BY FOREIGNERS COMPANIES IN CHINA

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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