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中国のオンライン教育 その展望が明るい理由

2018.05.15
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 

変化する中国の教育事情

 
教育事業が
中国社会の重要な一部であることは
広く知られていますが、
オンライン教育が
同じように重要性を持つことは
難しいと見られていました。
 
それは、今でも中国が
昔からの伝統的な機関・やり方を
重視する傾向にあるためでした。
 
しかし、長年に亘る
好景気の影響を受け
中国にも多くの変化がありました。
 
 

オンライン教育の成長

 
中国では
教育を含め
多くのものを近代化してきました。
 
これによって、2008年から、
オンライン教育が
本当の意味で注目を集め始め
株式は3倍以上に増加しました。
 
Baidu(百度)などの大企業や
有名な教育機関が、
中国資本か外資かにかかわらず、
この新しく
将来性のある市場に投資しました。
 
このトレンドは
中国という国自体にとっても有益で
多くの企業が
従業員のスキル向上のために
オンライン教育サービスを利用しています。
 
 
 

保護者は子供の教育に投資する

 
中国の子どもを持つ親は
教育への興味や関心が強く、
子どもの成績に
大きな期待をして教育に投資します。
 
 

オンライン教育がトレンドに!

 
その結果
オンライン教育は
「教育ママ&パパ」の間で
一躍トレンドになりました。
 
中国のオンライン教育市場で
最もユーザーが多い対象が
子どもの教育で
1ヶ月あたり約2億人が
利用していると言われています。
 
特に外国人教師が好まれる点など、
教育事業は
今の中国において
興味深い分野の1つと言えるでしょう。
 
なぜなら、中国市場での
“適切な”ツールの
使い方が分かることで
有利になる可能性があります。
 
 
 
 

成長する中国のオンライン教育業界

 

中国はオンライン教育で世界最大級の市場に!

 
中国のオンライン教育業界は
過去数年間で
大きな成長を遂げ、
いまなお拡大の一途をたどっています。
 
経済アナリストたちは、
この業界への投資の大きさから、
リターンは
大きくなるだろうと予測しました。
 
全世界の
オンライン教育業界から見ても
中国は間違いなく
最大級の市場になる可能性を秘めています。
 
中国の
購買力の上昇や二人っ子政策
そして、教育資源の不足などの要因も
この傾向を後押ししています。
 
経済専門家は
オンライン教育市場が
年率20%の成長を達成し
2019年には
業界規模が
270億元に達すると予測しています。
 
現在、オンライン教育で
最大のユーザー数を誇るモバイルアプリは
Zuoyebang(作業帮)で、
主に中学生の
在宅学習向けになっています。
 
 

新たなトレンド(科学・工学・数学)に発展

 
一方で
STEM(科学、技術、工学、数学)という
新たなトレンドが
盛り上がりを見せています。

1セッションあたり
200元(30ドル)の授業料にもかかわらず
2020年までに
約5,000万人の保護者が
このオンラインカリキュラムを使うと
予測されています。
 
保護者は
子どもにとって早い時期から
コーディングや
ロボット工学に関する知識を
身に付けさせるだろうと言われています。
 
 
 

なぜ中国の保護者は教育熱心なのでしょうか!

 
成長し続ける
中国のオンライン教育市場ですが
中国の保護者が
教育熱心な理由や背景を考えてみます。
 
 
 

社会的圧力

 

文化的な意味を持つ中国の教育

 
もちろん、教育はどの国でも重要です。
しかし、中国社会では、
それは文化的な意味も含んでいます。
 
中国では個別ではなく
画一的な成果・成績で
個人を評価するので、
子どもたちのプレッシャーは相当なものです。
 
若いうちから成績競争が始まり、
良い成績を修めることは
明るい未来が保証されるだけでなく、
その個人が敗者ではないと
周囲に証明する助けにもなります。
 
 

面子(メンツ)を重視する中国社会

 
“diuLian(丢脸)”(メンツをなくすの意)は、
中国文化の
特徴的な概念の1つです。
 
子どもの成績が悪いと、
子ども自身がメンツをなくすだけでなく、
両親も”不充分”と見なされて
屈辱を受けることになります。
 
両親が
子どもの教育に
世帯収入の3分の1以上を
費やすのも珍しくありません。
 
社会的圧力は本当に強く、
両親だけでなく
子どもにとっても厳しい競争社会なのです。
 
 
 

卒業後の競争社会

 

卒業する前に競争への準備をする

 
2030年までに
約2億人の卒業生が
社会人市場に流れこむ見込みで、
中国の学生は
できるだけ早く
他者優位を確立しなければなりません。
 
近くない未来のために準備し、
まだ存在しない仕事をする
可能性さえ踏まえています。
 
彼らの両親も
子どもと同様に新世代であり、
中国の近代化とデジタル化に加えて
技術の進歩と中流階級の出現によって
オンライン教育の拡大を
簡単に説明できます。
 
 

学生はプライベート教育を好む

 
政府は、この市場に
多額の投資をしただけでなく、
より成功確率を高めるために、
プライベート教育に関する
新しい法律や政策を策定しました。
 
その陰には、
学生たちの
中国ないし
中国語では教えられていない
科目への興味もあります。
 
しかし、学生のスケジュールは
忙殺に近いため、
彼ら自身が望むときに
勉強できるスタイルが好まれています。
 
 
 

広がるビジネスチャンス

 
オンライン教育市場は
非常に有望で活気がある市場であり、
今後数年で
大きく成長すると言われています。
 
ビジネスチャンスは数多くあり
大学生、ビジネスマン、児童や
スキルを向上させたいと思っている人など
何百万人もの中国人を
ターゲットにできます。
 
特に科学、技術、英語などの分野は
就職時に求められる分野になるため、
最も収益性が高いと言えるでしょう。
 
外資オンライン教育企業としての進出も
そんなに難しくありません。
 
 
 

信頼されることが成功へのカギ

 
中国人は
特に出費が絡むとき、
企業ブランドが
信頼できるという前提を大事にします。
 
教育市場も同様で、
顧客にとっては
出費を伴う投資なので、
ブランディングが重要です。
 
著名なハイエンドスクールは
信頼を得られますが、
新設校は
中国の保護者には嫌われます。
 
 
 

まとめ

 
中国の
オンライン教育市場に進出する場合は
多くの競合他社が存在するので、
的を捉えた市場調査が必要です。
 
地場企業との提携や
パートナーシップは
市場への参入障壁を下げ
彼らが既に持っている
ブランドイメージの恩恵を授かるので
最善の方法だと言えるでしょう。
 
ただ、これだけでは不十分です。
 
中国の
デジタルマーケティングを利用し
マーケティングと共に
自社の売り込みをする必要があります。
 
中国の企業間の情報網は
非常に特徴的なので、
効率的な方法を確認するために
専門機関の
アドバイスを受けるのが良いでしょう。
 
 
 

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参考記事はこちら
WHY ONLINE EDUCATION HAS A GREAT FUTURE IN CHINA ?

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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