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チョコレートを中国へ輸出する方法

2018.05.25
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima


 

はじめに

 
中国でチョコレートは
長い間、
大変高価なものと考えられてきました。
 
さらに中華料理の中では
分類のしようがなく、
従ってどの料理にも
適応できないと見なされていました。
 
そのため、チョコレートの
中国マーケットは近年のことであり、
エキゾチックで高価な
この食べ物を贈りたいという
プレゼントの文化とともに
開拓されてきました。
 
 
 

チョコレートを中国に輸出するには

 
成長が期待される
中国のチョコレート市場ですが
ここに輸出するには
どうしたらいいのでしょう!
 
フランスの手作りチョコである
コントワール・ドュ・カカオの事例と
現代の中国の実情などから
チョコレートを
中国に輸出する方法を探ってみます。
 
 
 

中国の消費者の信頼を得る

 

フランスのチョコレート『コントワール・ドュ・カカオ』の事例

 
コントワール・ドュ・カカオは、
Desmartins 一家が運営する
フランスのチョコレート会社であり、
輸出や
海外向けの見本市に特化しています。
 
最近の見本市としては
上海で開催されたものがあります。
 
フランス・アンジェで行なわれた
フランス産ワイン&グルメ2017展において
Roucherayさんにお会いしました。
 
たくさんの業務をこなす従業員であり、
セールスウーマンでもある
Roucherayさんは、
今回はチョコレートヴィレッジの出展者です。
 
安価な工業用チョコレートに対して
手作りのコントワール・ドュ・カカオは
好調です。
 
そのチョコレート工場は
富裕層をターゲットとし、
中国マーケットを魅了しました。
 
Roucherayさんは言います。
「中国人は
メジャーなブランドを追い求めています」
 
「フランスというブランドの影響により、
我々のチョコレートは
人々の間で
高品質という評判を
得ることができています」
 
「ローカルな見本市への出展も、
我々のブランディングにとって
役に立っているのです」
 
 

惜しげもないテイスティングでPR

 
Roucherayさんの企業は
ためらうことなく海外へ進出し、
彼らの製品を知ってもらうため
テイスティングを実施します。
 
彼らは
上海で行なわれる
いくつもの見本市に参加します。
 
Roucherayさんは
「我々は
中国の消費者に対し
たくさんのテイスティングを提供します」
 
「たった1種類のテイスティングではなく、
パッケージの中の
すべての種類の
チョコレートのテイスティングです」
 
「すべての商品が
受け入れられる自信があります」
 
「一般的に、ガナッシュトリュフや
お酒が入ったものは
テイスティング受けが悪いため、
我々としても実施しません」
 
「チョコレートの中身に関しては
サプライズを追求することはありません」
 
 
 

企業をローカルマーケットに適合させる

 

中国の消費者は商品の成分や機密を知りたがる

 
中国の消費者は
あらゆる種類の
食品問題を目の当たりにしているため、
食品に対して高い要求をしますし、
詳細について知りたがります。
 
そのためサプライヤーも
生産企業に対し
躊躇なく成分について質問してきますし、
生産上の機密についても知ろうとします。
 
Roucherayさんは
「このような状況では、
正直そのようなサプライヤーと
ビジネスを行なうのは
厳しいものがあります」
 
「チョコレートメーカーは
企業の機密も、
チョコレートに含まれる成分も
教えることはありません」
 
「最終的に
自社商品を
模倣されてしまう
リスクが高すぎるからです」
 
「家族経営にとって、
大量のテイスティングを実施し、
なおかつ成分一覧まで提供して
新しいサプライヤーの信頼を勝ち取り、
中国の消費者に
受け入れてもらうまで3年は掛かります」
 
「最終的に我々は成功し、
中国からの最初の注文を
勝ち取ることができました」
 
 

中国ではバレンタインデーが3回ある

 
中国において結婚は
今や社会的なプレッシャーとなっており、
そのチャンスを掴むため
中国では年に3回も
バレンタインデーがあります。
 
7月7日に行なわれる、
伝統的な愛の宴である七夕祭り、
西洋のイベントである2月14日、
さらに11月11日の、
恵まれない独身者に対する
商業的なイベントです。
 
それは友達への
プレゼントを購入することで
彼ら自身を元気付けるというものであり、
マスメディアの影響を
多分に受けています。
 
Roucherayさんは
「我々の顧客は
バレンタインデーを楽しんでいます」
 
「彼らは
赤やピンクのハート型をしたような
女性向けにデコレーションされた
チョコレートを購入します」
 
「それらはフランスでは
そこまで売れませんが、
中国では驚くほど売れます」
 
「我々は単純に
マーケットトレンドに乗っているだけです」
 
 

中国の見本市のみ参加しインターネットで販売する

 
中国に製品を輸出するのは
簡単ではないことを
経験豊富なビジネスマンは知っています。
 
コントワール・ドュ・カカオは
中国に進出することの難しさから、
現状では
上海の見本市にしか参加しません。
 
原材料の輸送は大変コストが掛かり、
製品は事前に検疫に掛けられます。
 
このような状況により、企業は
必然的に
インターネット販売に依存します。
 
これは、中国の消費者に対して
売上を増加させるのに
とても良い方法であるといえます。
 
 
 

チョコレートの歴史

 

紀元前1000年より以前からあるココア文化

 
ココアの文化は
ほぼ紅茶の文化と
同じくらいの歴史があります。
 
それは紀元前1,000年以前まで遡ります。
 
カカオという名称は、
後に現代の中央アメリカとなる土地の
先住民の言葉に由来します。
 
カカオ豆の果肉は、
他の用途に用いられる前は
一般的には
食べるためのものでした。
 
 

イギリスで始まったチョコレートの生産

 
18世紀の終わりまで、
チョコレートキャンディーは
現代と同じ形で存在することはなく、
世界で最初に
イギリスのチョコレート工場によって
生産されました。
 
トーマス・クック牧師は
観光開発を目的に、
ジョセフ・フライは
チョコレートをアルコールの
代替品として扱うことを望みました。
 
スイスは今日まで、
チョコレートバーを生産する
ノウハウを導入してきました。
 
今日では、チョコレートは
西洋社会で、特に子供達にとって
主要なお菓子となりました。
 
さらには味覚の変化している
中国の消費者向けに
マーケットが
開拓されているところです。
 
 
 

まとめ

 
中国にチョコレートを輸出する方法として
見本市に特化しインターネットで販売する
フランスの
コントワール・ドュ・カカオの
事例を紹介しました。
 
コントワール・ドュ・カカオは
中国の富裕層をターゲットに
上質なチョコレートを提供することで
成功しています。
 
これから中国に
チョコレートを輸出する企業は
中国の動向、
中国人のトレンドや嗜好を理解して
戦略を練ることが重要だと言えそうです。
 
 
 

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参考記事はこちら
TIPS TO EXPORT YOUR CHOCOLATE TO CHINA

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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