グローバルマーケティング(テクノロジー&広告)のニュースに特化したニュースサービスサイト(βversion)


中国コネクテッドカー市場 年間50.9%拡大の予測

2018.06.8
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
中国自動車部門市場は、
わずか数年で、
アメリカに次ぐ
世界第2位の規模に成長しました。
 
中国では
この一年で
さらに成長率4%を目指す予定です。
 
中でも自動車市場の成長が期待されており
今後は、コネクテッドカーが
流行すると予想されています。
 
 
 

コネクテッドカーとは?

 

遠隔の省の近代化をめざす中国

 
中国は
経済大国になるという目標は達成しました。
 
そこで次なる目標は、
遠隔の省の発展です。
 
そういった地域は、
中国の近代化が進む中でも
沿岸地方ほどの利益を
享受するには至らなかったため、
いまだに貧しいままです。
 
そのため現状の打破を誓い、
地域振興のために数年かけて
近代化することを目指しています。
 
遠隔の省は
主要都市と比べても
車を所有している人はかなり少ないため、
近代化が進めば、
中国自動車市場は
この先何年も成長を続けられるはずです。
 
新興発展地域の人々の
購買力が上がるにつれ、
多くの人が
車を購入できるようになるでしょう。
 
 

中国ではコネクテッドカーが流行する!

 
また、中国には
6億を超えるスマホユーザーがいるため、
自動車市場の中で
特定の部門が
流行することが見込まれています。
 
それがコネクテッドカーです。
 
コネクテッドカーが
一般的な車と異なる点は
主に、コミュニケーションシステムを介して
インターネットに
アクセスできるということです。
 
 

コネクテッドカーは車とスマホだけでなく周囲の車やITインフラにも接続する

 
ドライバーは
自分のスマホと車を
接続することができるだけでなく、
周囲の車やITインフラにも
接続することができるのです。
 
ネットに繋がっていることで、
アプリを通して
様々なサービスを受けられるという
メリットがあります。
 
 

コネクテッドカーの重要な6つのポイント

 
コネクテッドカーの重要ポイントは次の6つです。
 
・モビリティマネジメント
 (トラベルアシスタント・交通情報)
 
・車両管理
 (リアルタイムの車両情報)
 
・安全性 (危険状況の予測)
 
・ドライブアシスタント 
(高速運転時の制御・駐車アシスタント)
 
・娯楽 
(ゲーム・音楽・SNS・インターネット)
 
・ウェルビーイング:運転環境の快適化
(疲労検知・医療アシスタント)
 
中国コネクテッドカー市場は、
一年で50.9%拡大することが
予測されています。
 
 
 

中国はイノベーション大国

 

大きな成長が見込まれる自動車コネクティビティ市場

 
中国の人々は
本当に新しいテクノロジーが大好きです。
 
ヨーロッパと比較しても、
目新しいものにはかなり寛容で、
革新的なガジェットには目がありません。
 
そのため、自動車コネクティビティ市場では、
中国人が市場を占める割合は
かなり大きくなり
2021年までに
1,230億ユーロ市場になると
予想されています。
 
 

ターゲットはネットを使う若者

 
ターゲットとされる顧客は
現代のネットをよく使う都会の若者です。
 
30歳前後の中国人は、
その親たちの世代よりも
自由な環境で育ってきており、
新たな消費傾向を生み出しました。
 
節約志向が少なく、
レジャーにお金をつぎ込み、
量より質を大切にします。
 
Wi-Fiへの関心が高く、
車の中でも端末のスクリーンに触れて、
インタラクティブマップなどの
機能にアクセスして
カーナビとして利用しています。
 
また、情報サイトや、SNS、
ストリーミングミュージックなどの
エンターテイメントサイトに
アクセスしています。
 
こういった便宜性の高いガジェットは、
彼らの購入の対象になります。
 
地図は
最短ルートを探すのに便利だし、
エンターテイメントサイトは
交通渋滞での
退屈しのぎとして楽しませてくれます。
 
 

中国消費者の期待に叶うコネクテッドカー

 
その一方で彼らは、
常にテクノロジーの
最先端に立っていたいとも考えています。
 
大都市では、
人々のほとんどが
デジタル媒体からの情報や
SNSにどっぷりはまっています。
 
富裕層に関しては、
最新流行のガジェットを
一番乗りで入手するために
平気で大金をつぎ込むのです。
 
中国では
人にどう思われるかを
気にする傾向があるので、
常に最高・最新の
テクノロジーに触れていたいのでしょう。
 
結果的に、コネクテッドカーは
中国の消費者の期待と望みに
よく叶っていると言えます。
 
 
 

コネクテッドカーが搭載する最新ガジェット

 

中国では「バイドゥ カーライフ」がマーケットリーダー

 
アップルの「カープレイ」や、
グーグルの「アンドロイドオート」は、
中国以外で
自動車コネクティビティ市場を席巻しています。
 
しかし、中国の市場は
他の国とは状況が異なります。
 
そのため、柔軟な対応をしなければいけません。
 
また、その他ウェブサイトやSNSと同様に、
グーグルも
「中国のグレートファイアウォール」の
検閲にかかってしまいます。
 
そうなると、中国政府の規制がかからない、
Baidu (百度)・
Alibaba (阿里巴巴)・
Tencent(騰訊)が残された道となります。
 
Baiduは、
先ほど述べたアメリカIT企業の
システムに匹敵する
「Baidu カーライフ」システムを
立ち上げていますが、
より中国人消費者に照準を合わせています。
 
特徴は、
ユーザーが電話をかけたり、
オンラインで音楽を聴いたり、
「Baidu マップ」を使えることです。
 
現在の中国では、
このBaidu カーライフが
マーケットリーダーでしょう。
 
 

海外自動車メーカーの対応

 
フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、
GM (ゼネラルモーターズ)は
すでに甘んじて
このサービスを受け入れています。
 
また、アウディは、
中国で最も利用されている
WeChatの運営企業であるTencentと
提携しています。
 
そして、三番手の
大手企業であるAlibabaは、
PSA(プジョーシトロエン)と
提携 しています。
 
 
 

まとめ

 
中国のコネクテッドカー市場について
詳しく紹介してきました。
 
中国以外の国では
自動車コネクティビティ市場は
アップルの「カープレイ」や、
グーグルの「アンドロイドオート」が
多く使われています。
 
しかし、中国では
グレートファイアウォールなどの影響で
独自のシステムが使われています。
 
この国の市場が地位を確立していて、
さらに成長の見込みがあるとしても、
必ず成功するとは限りません。
 
以上のことを踏まえた上で
企業が
中国でのビジネスに手を出す前に、
中国の市場に視点を向け、
中国の消費者を
よく理解する必要があります。
 
 
 

ADKによる中国市場ウェブマーケティングサービスについて

 

ADKでは、中国市場における
ウェブマーケティングサービスを提供しております。
ご興味のある方は、
お問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。

   

参考記事はこちら
THE CONNECTED CAR MARKET IS EXPECTED TO INCREASE BY 50.9% PER YEAR IN CHINA

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

・本記事は情報提供を目的として株式会社アサツーディ・ケイ
 (以下「弊社」といいます。)
 が作成した記事であり、特定の金融商品の推奨
 (有価証券の取得の勧誘)
 を目的とするものではありません。
・本記事は、弊社が信頼できると判断した情報等に
 基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を
 保証するものではありません。
・本記事に記載された過去のデータは、将来の結果を示唆あるいは
 保証するものではありません。
・本記事に記載された見解は情報提供を
 目的とするものであり、いかなる投資助言を提供するものではなく、
 また個別銘柄の購入/売却/保有等を推奨するものでもありません。
・記載された見解は記事作成時点のものであり、
 将来予告なしに変更する場合があります。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Global Marketing Laboの更新通知を受け取る

当サイトの記事を1週間に1通のペースで更新情報や新着記事情報をお届けします。
下記のフォームにメールアドレスを入力してください。

更新通知を受け取る

当サイトの記事を1週間に1通のペースで更新情報や新着記事情報をお届けします。
下記のフォームにメールアドレスを入力してください。

▲ページTOPに戻る