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Wanted!もう逃げられません(泣)中国の監視カメラが多すぎる件

2018.07.8
Category: 執筆記事
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執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
中国江西省で行われた
有名香港スターのコンサート。
6万人もの観客が集まる会場では、
人知らず逮捕劇が繰り広げられていました。

一瞬ではあったものの、
この出来事は中国の監視カメラとAI技術が
どこまで進歩しているかを
証明するものとなりました。
 
 
 

中国の監視カメラとAI技術の進歩

 
何の変哲もないコンサート会場での逮捕劇
中国江西省で最も大きな街、南昌。
この街のとある大型体育場で、
張学友(ジャッキー・チュン)のコンサートが
行われていました。

コンサートの最中、
突如として警察隊が会場に入り込み、
捜索中であった容疑者は
あっという間に拘束されました。
動画では、容疑者は観客席から引っ張り出され、
ロビーで取り調べを受ける様子が
映されています。

容疑者はあっけにとられた様子で、
抵抗する暇もなかったようです。
罪状など詳しい情報は公開されていませんが、
容疑者は指名手配されていた人物で、
当局の指示により、摘発されたということです。
 
 

1. 中国の監視カメラはどれほど多いか?

 
中国の監視カメラの数は尋常ではなく、
トイレやホテルの客室など、
プライベートな場所を除き、
ほぼ全ての場所に設置されています。
街で特に多い場所は、
駅やバス停などの公共施設や、
銀行の付近などです。
 
 

2. 中国の監視カメラ産業

 
その需要の大きさゆえに、
中国は監視カメラ産業も発達しています。
監視カメラ専売店だけが立ち並ぶ地区があり、
ありとあらゆる種類の監視カメラが
手にはいります。
 
日本では、日立製作所やキヤノンが
監視カメラメーカーでは有名ですが、
中国産の監視カメラも大量に出回っています。
 
 

3. 中国のオービス。日本よりも運転マナーが良い?

 
道路の脇や、道路をまたぐようにして造られた
監視カメラ専用の支柱。中国の公道では、
交通警察と直結する監視カメラが多く、
幹線道路だと、多いところで約100メートルごとに
設置されています。
 
このため、速度オーバーや交通違反は
一発でアウト。
約1、2週間後には
罰金と減点のお知らせのメールが入ります。
そのため、思いのほか多くのドライバーの
マナーは良く、
一人ひとりが慎重に運転しています。
 
大きな事故の数も、
車の量を考えると少ないのです。
 
 

4. 中国のAI技術

 
中国のAI技術はアメリカを凌ぐ?
中国はAI(人工知能)の開発に活発で、
2030年までにはこの分野で
世界のトップに君臨するとも考えられています。
 
財力にものを言わせ、
アメリカからIT企業を買収。
AI技術を軍事産業などにも
応用しようとしています。
すでに世界一のスーパーコンピューターを
開発しており、中国蘇州の無錫には、
世界一のスパコン「神威」があります。
 
多くのスーパーコンピューターは天気予測や、
軍事シミュレーションに用いられるものの、
AI技術にもビッグデータを解析する目的で、
スーパーコンピューターが
用いられる可能性があります。
 
 

5. 中国でAIに投資している企業

 
AI関連のスタートアップが
こぞって資金調達を行っていますが、
その規模で、中国は世界一です。

「Megvii」や「センスタイム」といった
顔認証システムを専門に扱う企業が
資金調達に成功しており、
中国では2030年までに、
AI産業が1500億ドル規模の市場になる見込みです。
 
 

6. 中国貴州でBBCが行った検証

 
中国の貴州で行われたBBCによる調査で、
1人の調査員が擬似的に犯罪者を装い、
街のCCTV(監視カメラシステム)が
どれほど有効なのかがテストされました。

動画の中で、逃走開始から逮捕まで、
かかった時間はたったの7分。
中国の監視カメラ網が
どれだけ恐ろしいかが実証されました。

現在、監視カメラシステムへのAI導入が
進んでおり、
街の至る所にあるカメラから情報を集め、
顔認証技術により犯人を特定する技術が
すでに実用化されています。

マスクを付けて街を歩いていると、
公共施設などの職員から
外すように言われることがあるのは、
監視カメラで顔認証ができなくなるためです。

中国には「天网恢恢,疏而不漏」
(天網恢恢疎にして漏らさず:
小さな罪でも天罰を免れることはできない)
という言葉があり、
この「天網(スカイネット)」を拡充するために
2000万台の監視カメラが用いられています。

AI犯罪者追跡システムは
国家の「天網」により支えられ、
すでに一定の成果を出しています。
冒頭に挙げた例がその1つです。
この動きに反対派も出て来ている
もちろん、この動きに反対する反対派意見も
出てきています。

プライバシーの侵害であると問題視されており、
一方で警察側は「顔認証システム等によって
得られたデータは、事件発生の時のみ使用され、
プライバシーが侵害されることはない」とも
述べています。
 
 

7. 中国のAI軍事革命

 
中国人民解放軍のリーダーは
AIを兵器に応用し、
技術革新を行うと宣言しており、
中国が2030年までに
AI産業に1500億ドルを費やす目的には、
この軍事技術革新も含まれています。
今、「スーパーコンピューター」
「AI」「監視カメラ」「ドローン」
これらの分野でカギを握っているのは、
他でもない中国なのです。
ひとまず、中国の街を歩く時は、
AIのお世話にならないように
気をつけたいところです。
 
 
 

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