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【連載第3回目】日本にかける大きな期待

2018.07.25
Category: 取材記事
執筆者/編集担当者: nakajima


 

はじめに

 
ドローンの活用や倉庫の無人化など先進的な
物流に挑み続けている京東(ジンドン)
前回に続いて、JD.com京東日本株式会社の
日本業務最高責任者である荒井伸二さんにお話を
伺いながら、考察を続けてみます。
 
 
 

京東が日本での活動を活発化させている

 
最近、京東は日本での活動を
活発化させています。
京東の戦略の中で日本は
どういう位置付けなのでしょうか。
「日本製品を中国に提供することと、
日本のテック企業と提携することが、
日本法人の当面のミッションです」
(荒井さん)という。

「劉会長は、そもそもソニーや
日立マクセルなどの製品を取り扱っており、
また日本企業の社員との付き合いもあったので、
日本の製品の品質を信頼しています」
(荒井さん)。

京東には、京東ワールドワイド
(京東全球購、
http://www.jd.hk)という
プラットフォームがあり、
ここで海外の製品を簡単に
購入できるようになっています。

その中で2015年6月にオープンした
「日本館」は「アメリカ館」と並ぶ
人気コーナー。
海外の企業にとっては、中国における物流や
マーケティングを含む
ワンストップ・ソリューションを利用できるのが
大きなメリットです。

直販型とマーケットプレイス型の2つの
モデルがあり、
「日本ではマーケットプレイス型でSKUを
増やす計画です」(荒井さん)とのこと。
嬉しいことに、中国でまだまだニーズがあると
見込まれているのです。

しかも、消費者の行動にも変化が
現れているといいます。
「売上規模はまだ大きくはありませんが、
特色ある商品が売れてきています。
『いいもの』『自分に合うもの』を消費者が
求めるようになっているのです」(荒井さん)
これも日本企業にとっては大きなチャンス。

「農村の方もいいものを買うようになりました。
例えば、テレビは都心部より大型、
エアコンも都心部より大パワーが求められます」
(荒井さん)
いままさに巨大市場が
目を覚ましつつと言えるでしょう。

京東ワールドワイドのウリは、
厳しい審査を経た品質保証と
スピーディな自社物流。
後者は、わずか10分で通関できるサービスや
ブロックチェーンを使った
トレーサビリティ・サービスが提供されます。

また、テンセントや百度などとの提携により
ビッグデータが提供され、
幅広いユーザーにリーチできる等、
出品企業にとっては便利な機能も満載。
さらに、体験ショップもオープン。

「北京と上海の保税区には
快商店と名付けられた越境EC専門ショップを
オープンしており、ユーザーに、
ここで試してもらい、その場で通関して
持って帰ってもらっています」(荒井さん)

6.18セール期間中の日本商品の
人気ベストスリーは
「花王のメリーズ、任天堂のスイッチ、
象印の魔法瓶ですね」(荒井さん)
とのことですが、
越境ECでの快適なショッピング体験が
WeChat で広まれば、他のブランドも
短期間で認知向上させることができます。

では、京東ワールドワイドで売れるために
必要なことは何でしょうか。
「商品が良く、適正価格であることに加えて、
意思決定が速いことですね。

例えば、tik tok を使った
ショートムービーのプロモーションや、
ライブ+記事広告のプロモーションなどを
企画して提案しますが、
1ヶ月もかけて検討していると間に合いません」
(荒井さん)。
&nbsp
ここは日本企業にとっては
耳が痛いところかもしれません。
社内体制をグローバル化していく必要があります。

「独立したEC部門がある会社はいいのですが、
そうではない場合は、いい運営会社を使うことが
成功へのカギです」
(荒井さん)
とのことなので、経験がない会社、
専門部署がない会社は、
まずは運営会社選びから始めましょう。

ちなみに、日本からの越境ECの売れ筋は
「まずはベビー、マタニティ用品。
それから、コスメ、パーソナルケア用品。
続いて、日用雑貨、キッチン雑貨です」
(荒井さん)とのこと。

これら以外にも、
「自分に合った」商品を求める、
目が肥えたユーザーが増え続けているので、
ADKなど経験豊富な運営会社と組んで効果的に
情報を発信すれば、
ロイヤルティ・カスタマーを
増やしていけるはず。

劉強東氏の情熱に負けずに、
ぜひ本気で取り組んでみましょう。
 
 
 

ADKによる中国市場ウェブマーケティングサービスについて

 

ADKでは、中国市場における
ウェブマーケティングサービスを提供しております。
ご興味のある方は、
お問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。

   

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