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可能性大な中国のベジタリアン市場

2018.08.2
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima


 

はじめに

 
中国に在住するベジタリアンによると、
その実行はなかなか難しいとのことです。
中国料理のメインは肉であり、
もちろん野菜もありますが、
豚肉や鶏肉と混ぜ合わせた料理が多いからです。
 
 
 

中国でベジタリアン市場を拡大するには

 

1.ベジタリアン市場の概要

 
環境保護や動物擁護の思想に影響され、
ベジタリアンまたはヴィーガンとなる中国人が
増えています。
また、 衛生基準も欧米のようには
管理されていないため、肉の消費を減らし、
「信頼できる」食を選択する人が増えています。
 
しかしながら、このような食の制限は人々を
生きづらくしています。
中国では外食が安く、家で料理をするより
外で食事をするのが一般的ですが、
ベジタリアンにとっては選択肢が狭く、
同じようなメニューしかありません。
 
上海では、野菜メニューが豊富なヘルシーな
レストランがオープンしていますが、
まだまだ多くはありません。
よって、健康的に肉を食べないダイエットを
実践するには、自分で料理するしかありません。
 
しかしながら、外食や出前がとても便利な
社会では面倒で、しかも、スーパーで
売られている野菜や果物は、
遺伝子組み換えのものが多く、
農薬も大量に使われています。
 
また、欧米で買える同じものをと思っても、
見つかりません。
なので、自宅で料理をするのは大変で、
だからこそ、中国で次に進出すべく大きな市場は
ベジタリアンなのです。
 
 

2. 何を輸入する?

 
・有機野菜、果物
農作物に使用される農薬などの有害物質の
危険性について、中国人はまだあまり知識が
深いとは言えず、正真正銘の「有機」は
ほとんどありません。
しかしながら、有機食品への関心は
高まっています。
 
中国の文化は伝統的に自然を崇拝するためで、
相次ぐ食のスキャンダルにより
「グリーン」食品に対する信頼が
高まっているからです。
彼らは、健康のためなら余分な出費も
厭いません。
 
・ベジタリアン/ヴィーガンメニューの
ヘルシーレストラン
このタイプのレストランはヨーロッパ、
アメリカ、オーストラリアでは人気ですが、
中国ではあっても希少です。
ベジタリアン/ヴィーガンメニューの健康的な
レシピを提供するレストランなら、
特に肉を断つ決心をしていないものの動物擁護を
支持する層も気楽に訪れることができます。
 
また、中国料理は脂っこいため、
新鮮・有機・脂肪分ゼロの食品は
大歓迎されるでしょう。
 
・即席
例えば、仏系小売大手カルフールが開発した
「カルフール・ベジー」は、大豆餃子、
ベジタブルパティ、ファラフェル
(ひよこ豆のコロッケ)やウィートナゲットなど
豊富なラインアップを取り揃えていますが、
このような商品があれば、
中国在住のベジタリアンの選択肢は増え、
市場は大成功するでしょう。
 
 

3.ベジタリアン市場どう制する?

 
・どこへ
ベジタリアンへの興味は高まっていますが、
その進展はまだまだ遅く、
全国レベルではありません。
最適な市場は大都市でしょう。
なぜなら、大都市住民はこの手の新しい試みに
寛容であり、人口が多く、財力もあるためです。
このような商品は中国製品よりも割高のため、
大都市をターゲットとする必要があります。
 
・流通業者の確保
この手の食品を買うには、
人は外国商品を扱う大型の
ショッピングセンターへ行きます。
カルフールやウォルマートなどの大手小売りは、
既に中国で成功しています。
輸入食品を扱う小規模チェーンも、
よき提携先になるでしょう。
 
・宅配サービス
中国では、宅配サービスが
非常に発達しています。
街の至る所で、餓了麽
(Eleme)や美団(Meituan)などの
配達バイクが待機しています。
 
だだっ広い国土に、混雑する公共交通機関、
ひどい交通渋滞の環境では、
宅配が非常に便利なのです。
しかも、コストは割安です。
よって、中国市場で成功するには、
宅配サービスは必須です。
 
食品へのアクセスを簡単にすれば、
ベジタリアンに対する中国人の興味は
確実に高まるでしょう。
全人口にアピールするのは難しいですが、
新世代はマーケティング次第で敏感に
反応するでしょう。
 
・オンライン上の評判
中国市場を制覇するには、評判が命です。
中国人は、オンラインで評価の高いブランドを
信用するので、積極的に
オンラインマーケティングを
展開する必要があります。
 
中国人は、実際にモノを買う前に、
友人や家族のポジティブなコメントやお勧めを
参照する傾向があるので、
中国における信用度を上げるためには、
デジタルエージェンシーに
悪いコメントは削除し、
いいものだけ残すようしてもらいましょう。
 
 
 

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参考記事はこちら
THE VEGETARIAN MARKET IN CHINA: A BIG POTENTIAL!

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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