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中国におけるモータースポーツは成長するビジネス

2018.08.22
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
中国人はスピードが大好きです。
中国の主要都市では、ポルシェ、マスタング、
フェラーリなどが通りを走り、
これらの高額で有名なスポーツカーを
所有できる人は鼻が高いのです。
 
中国では、自動車は単なる運送の手段ではなく、
ゴーカートやF1などのレジャ−も狙える
自動車製造企業にとっては
非常に成功できる市場です。
 
 
 

自動車は中国で成功できる市場だ

 

1.ゴーカートは中国では趣味に

 
暖かな日差しで大気汚染に包まれた3月の午後、
上海の嘉定区にあるゴーカートサーキットは
大盛況でした。
野外サーキットとしての規模も、
その設備などもとても印象的なものです。
 
F1レース用の上海アウディ国際サーキットから
わずか3キロ、アウディやポルシェなど
スポーツカーを製造する産業地区内にある
ゴーカートでは、プロ同様の技量が必要で、
ウェットスーツに身を包んだ12人の子供達が
トラックに出る前に入念に準備していました。
 
クラブ所属の訓練を積んだ子供達が、
それぞれのミニカートの運転席に座り、
アクセルを全開にする前にゆっくりと発進し、
若いにも関わらず、
エンジンの操り方は完璧です。
 
休みを取ってゴーカートツアーを
楽しみに来た都会の人々の場合、
時は金なりで8分130元です。
ゴーカートは高額な趣味ですが、
上海のクラブは終日予約でいっぱいです。
 
この上海のサーキットだけでなく、
多くのショッピングモールでも、
家族客を楽しませるため、映画、
アイススケート、屋内プレイルーム、
クライミング、リラグゼーションスペース、
屋内ゴーカートなど、
催し物は多様化してきています。
 
操縦しやすいモデルとは言えませんが、
初デートで二席のゴーカートに乗ることほど
思いがけないことはないでしょう。
 
 

2. F1にスポットライト

 
上海アウディ国際サーキットは、
F1の歴史において最も大きな投資が
必要となりました。
2004年に中国がF1グランプリの開催権限を
得たことは、中国が主要なレース主催国と
なることと、いつの日か自国のドライバーが
世界ランキングに名を連ねることを
期待する野心を表したものと言えます。
 
今日まで中国はF1ドライバーを
輩出していません。
五本の指に入る人材はあり、ルノーの
テストドライバーとなるホーピン・タン、
ケータハムからシトロエンに
移籍したMa Qing Hua、
ルノーのSun Yue Yangと
マクラレンのCheng Cong Fuです。
 
つまり、中国で行われるグランプリで
中国のレーサーが不在なのです。
ドイツやアングロサクソン系の自動車の
プロ達と競うのは容易ではありませんが、
中国は他国のレベルまで達しようとする野心では
負けていません。
 
よって、そのゴール達成のために万全な準備を
整えるのです。
もしかして、2018年4月15日に
予定される次のグランプリにおける自由練習では
違う景色が見られるかもしれません。
 
 

3.高級車と中国の都市住民

 
F1の夢は叶わなくても、
中国における多くの都市住民にとって
スポーツカーは手が届くものとなっています、
彼らは夢の車に投資し、
借金をすることも厭いません。
 
忘れずに頂きたいのは、
中国では外的な物(車、ブランド服)が
内的な物(家、経済力)より重要なのです。
車は一目瞭然のものですが、
家は、誰もが(親族でさえも)
訪れてくれるものではなく、
よって、夕食の招待もレストランで
行われることが多いです。
 
車は、所有者が結婚して仕事で成功するまでは、
社会的に上昇していることの証で重要なのです。
メルセデスベンツやアウディなどスマートで
白黒のドイツ車やポルシェは、
中国人の職業人生にとってはメリットです。
 
大都市では、スポーツカーは
より顕著に見ることができます。
マセラティ、ランボルギーニ、フェラーリ、
マスタングなど、クロームメッキで
縁取りしたスポーツカーのパレードです。
 
そして、聞かせることです。
あまり財力のない層になると、
通常の車のマフラーと取り替え、
サイドストリップをつけて変化を出し、
インテリアも全て合成皮革で統一とは
いきません。
車のデザインについて、
いかなる場合も中国人は見過ごしません。
 
 

4.車のイメージを広告で使う

 
車の重要性は、高級品を強調する中国の
広告に反映されています。
幸せな購入者は、高級車を運転する事に加え、
広告が目的とする“中国人の夢”を
手に入れているのです。
 
しかしながら、中国では、
欧米のビンテージカー、
コレクターズカーのファンが
車に抱くような愛情は未だ芽生えていません。
彼らは、新しくて近代的なものを好み、
広告で車を扱う場合、
この側面は見過ごすことはできません。
 
最後に、中国の既製服には、
レーシングゴーカートを思い起こさせる白と黒の
タイル柄のTシャツや、世界の車を
デザインしたものが多数あります。
映画「ワイルド・スピード」シリーズは中国では
特に受けが良く、中国人の想像力に非常に
効果的です。
 
スピード・ルール違反による自由、夢の車を
手に入れる富、そして、家族を
最優先させる中国人社会と類似した価値観の形を
強調するものなのです。
 
 

5.商品を中国で認知させる

 
中国人の市場においては、
企業のインターネット上の評価が
成功へのキーワードです。
 
中国人消費者は、
KOL(キーオピニオンリーダー)に追従し、
ソーシャルネットワーク上で商品の購入や
経験について情報交換する傾向が
強く見られます。
よって、インターネット上の評価を
まずは確立させる必要があります。
 
また、消費者と同じソーシャルネットワークを
使う必要があります。
中国ではアクセスが
ブロックされているフェイスブックや
グーグルではなく、Tモールやタオバオで商品を
販売し、百度でSEOを最適化し、
WeChatでブランドを売る手助けを
してくれるアンバサダーを探しましょう。
 
 
 

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参考記事はこちら
MOTORSPORT IN CHINA : A ROLLING BUSINESS

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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