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中国Mコマースの5つの主要トレンド

2018.08.27
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
中国のMコマース
 
中国のEコマース市場は、
毎年二桁成長を遂げています。
中国における消費が牽引する経済のデジタル化を
表す最適な例が、11月11日の“独身の日”と
呼ばれるイベントです。
オンラインマーケットプレイス最大手の
アリババの2017年の売り上げは、
前年比で36%増えました。
 
中国における消費は、
中国人消費者の購買力の向上により
上向いていると言うことができます。
中国市場をダイナミックに牽引する要素として、
5つのトレンドがあります。
 
 
 

中国市場を牽引する5つのトレンド

 

1)Eコマースショッピングフェスティバル

 
11月11日に関する米ニールセンの
調査データによると、消費者の79%が
この日に買い物する予定であると答えており、
例えば、独身の日のアリババの売り上げは
36%増え、一方のJD.comは
50%の増加により1270億人民元を
達成しました。
 
オンライン企業は、消費者が物品を
購入しやすいように
ショッピングフェスティバルを
開催しているということになります。
 
ショッピングフェスティバルは、
ローカルブランドのみならず
海外のブランドにとっても、
中国において自らの存在感を高め、
消費者の買い物熱を
刺激する非常に良い機会となります。
 
フェスティバルは、消費者が
よく知らない新しいブランドを
気軽に試してみようかと思えるもので、
新しいブランドにとっては、
消費者に知ってもらうチャンスとなります。
 
 

2)消費のアップグレード

 
「消費のアップグレード」トレンドを
誘発する主な要素には2つあります。
まず、消費者の収入の増加により、
食事や衣料品、化粧品などにより多くの支出が
できるようになったことが挙げられます。
 
また、最大の要因としては、
中国人消費者が購入する物品に対し
より現実的になったことがあります。
さらに、中上流層は中国市場では
購入できない海外の商品を求める傾向が
強くなっています。
 
世界経済フォーラムの
「急成長する消費市場—中国—の今後の
消費に関するレポート」によると、
ニッチおよび高価格帯ブランドが
オンライン市場に進出する一方、
その他のショッピングプラットフォームは
消費のアップグレードへと
シフトしつつあるとのことです。
 
ニールセンのオンラインショッパーの
トレンドに関するレポートによると、
2015年に越境Eコマースプラットフォームで
商品を購入した消費者の割合は34%でしたが、
2017年には67%にまで
増えたとのことです。
 
中国人消費者は、海外商品を高品質、健康的、
安全な商品であると考えており、
JD.comやTモールグローバル、
Kaola.com により世界中から
購入することができるのです。
 
 

3)オンラインとオフラインを融合させた「ニューリテール」戦略

 
「ニューリテール戦略」という言葉は、
2016年にジャック・マー氏が使って以来、
非常にホットな話題となっています。
 
一言で言えば、製品、サービス、
ロジスティクス、ビッグデータ、
マーケティング、マネジメントなどの
オンラインとオフラインのリテール要素が
「ニューリテール」というコンセプトの元に
統合されたものということになります。
 
多くのオンライン企業が積極的に
取り組んでおり、例えば、中国最大の
オフラインリテールグループが同最大の
Eコマースプラットフォームにより
29億米ドルの投資を受けています。
 
小売業界は、チャレンジと機会に満ちた
O2O(オンラインtoオフライン)と
呼ばれる新たなビジネスモデルにより
変革されつつあります。
 
その最適な例はヘマスーパーマーケットで、
O2OがEコマース最大手のアリババにより
進化を遂げていることを示しています。
ヘマはオンラインプラットフォームで、
消費者はアプリをダウンロードすれば、
生鮮食品やデリバリー、輸入商品を
購入することができ、ユーザーのプロフィールや
消費額は保存されオンラインに格納されます。
 
さらに、ヘマスーパーマーケットは
宅配サービスも提供しており、
近所に住んでいれば30分以内に商品を
受け取ることができます。
 
さらに、JD.comの場合、
前述のアプリに類似した7Freshの
稼働を始めましたが、
O2Oにおける次期メインプレーヤーと
なることが予想されます。
 
アリババやJD.comなどの
Eコマース大手は、このような店舗を、
さらなる消費者ターゲティングにより決済や
Eコマースが浸透する最適な
場ととらえているのです。
 
 

4)デジタル決済

 
今日、中国における
オンラインEコマースプラットフォームは、
アリババ支付宝やWeChatペイなどの
オンライン決済システムが
組み込まれたものとなっています。
 
さらに、手数料が安く便利であるため、
アリババのアント・フィナンシャルや
JD.comのBaitiaoなどの
金融会社からお金を借りることが若者の間で
一般的になってきています。
 
つまり、消費者の収入増加により購買力が
向上し、さらに、ローンも手軽とあって、
オンラインでの支出が増えているのです。
オンライン金融サービスは、
クレジットカードにより消費者の購買力が
増えたアメリカと同様の購買トレンドを
作り出すでしょう。
 
中国の消費者の場合、
オンラインでもオフラインでも買い物に
クレジットカードを使うことは稀ですが。
また、消費者ローン企業の多くが
ビジネス拡大のためにオフラインチャネルと
提携しており、消費者の
サービスポートフォリオも提供されています。
 
 

5)メディアプラットフォーム

 
ソーシャルメディアは今日大きな影響力を持ち、
消費者は、購入した商品に関するレビューを
共有したり、コメントしたり、他のユーザーと
インタラクトしたりといった機能が
使用できます。
日々増え続けるスマホのユーザー数により、
その影響力はますます大きなものと
なっています。
 
まとめると、上位3つの戦略的優先順位は、
製造業および小売業のEコマース成長と
拡大のため設けられたものです。
中国のEコマース市場は変革に向けつき進み、
一方で、その成長はデジタルユーザーにより
牽引されています。
 
また、ユーザー経験は
マーケティング戦略の基礎です。
今後、オンライン環境は迅速なる変革を遂げ、
Mコマースとオンライン決済などの
主要なトレンドと、オンラインとオフラインの
統合までも、Eコマース環境に影響を
及ぼすことになるでしょう。
 
 
 

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参考記事はこちら
5 KEY TRENDS OF M-COMMERCE IN CHINA

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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