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フィンランドを訪れる中国人旅行者が63%増加

2018.09.23
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

はじめに

 
2017年はフィンランドの観光業にとって
素晴らしい年となり、
Visit Finland
(フィンランド政府観光局)によると、
同国を訪れた中国人の数は63%も増え、
約43万2,000人に達しました。
2016年は約26万5,000人でした。
 
 
 

中国人旅行者をフィンランドで増加させるには

 

1. 高まる中国人のフィンランドに対する興味

 
“有名なオーロラは別として、
旅行者が急増すると、好ましくない現象が
生じることもあり、ピーク時の観光スポットでは
キャパシティオーバーの兆候も
見られるようになりました。
 
私たち独自の自然、文化的環境、
現地コミュニティを考慮しつつ
責任あるビジネスを発展させることで、
観光業は成り立つのです。”
 
Visit Finlandによると、
観光業はフィンランドの労働人口の
5.5%である14万人を雇用しており、
主に若年層が従事しています。
観光業はフィンランドのGDPの2.5%を
構成し、食品業より大きく、農業、森林業、
漁業とほぼ同等の規模であるとのことです。
 
 

2. フィンランドで中国人旅行者を魅了するには?

 
【ホームページを作る】
 
フィンランドへ送り込む中国人旅行者の数を
増やしたい旅行代理店にとっては、
公式ホームページを作ることが
最初のステップで重要です。
そうすれば、中国人の信用を得やすくなり、
さらに中国の百度などのSEOに
表示されると効果的です。
 
百度は中国初の検索エンジンで、
市場シェアは82%です。
よって、百度のトップに表示されることが
必須なのです。
百度のプロトコルはグーグルなど欧米の
検索エンジンとは完全に異なるので、
容易ではありませんが、良い結果を得るためには
中国のシステムに適応する必要があります。
 
【インターネット評価が最重要】
 
SEOやその他の
大手ソーシャルメディアプラットフォームの
活用が必須です。
中国における検索の75%は、
百度によるものです。
よって、百度で上位にランクインする必要が
あるわけで、中国人消費者は、百度で
上位ランクのブランドしか購入しません。
 
さらに、インターネット評価を確立するには、
様々なソーシャルメディアプラットフォームを
活用すると効果的です。
WeChatは、アクティブユーザーが
8億人以上います。
 
ソーシャルメディアプラットフォームには、
ブランド、ユーザー双方に様々な便利な機能が
多数付いており、ブランドにとっては、
ターゲット層のユーザーとの
コミュニケーションや、フォロワーの
コミュニティ作成が容易におこなえます。
 
WeChatにアカウントがあれば、
スマホやタブレットでの
ブランドプロモーションも可能です。
WeChat以外にも、ウェイボーはビジネスが
インターネット評価を確立する上で
理想的な選択です。
 
ウェイボーは、中国で二番目にユーザー数の
多いソーシャルネットワークサイトで、
2016年のデータによると、中国全体の
普及率は82%、アクティブユーザーは
5,000万人以上でした。
 
このマイクロブログプラットフォームでは、
あらゆる分野に関するコメントやコンテンツを
投稿することが可能です。
よって、中国での存在感を高め、フォロワーを
増やすため、ウェイボーで公式アカウントを
作ることが重要です。
 
【アリペイとの提携】
 
観光ビジネスで中国人旅行者の数を
増やしたければ、彼らの決済習慣を
理解する必要があります。
欧米人とは異なり、中国人には
クレジットカードで決済する習慣が
ありませんが、現金決済ではなく、アリペイや
WeChatペイなどの電子決済に
適応しています。
 
フィランドの観光業の成功は、積極的な
マーケティングと業界の再編に起因するところが
大きいでしょう。
この努力の大部分は、特にアリペイなど
中国のスマホ決済を大々的に導入したことです。
アリババによると、フィンランドは世界初の
「全てアリペイで決済ができる」国であるとの
ことです。
 
アリババは、航空券予約、現地での買い物、
食事が全てアリペイで決済可能!と
大々的に宣伝し、8名の中国人旅行者を
「キャッシュレス」旅行へ送り出しました。
旅行者を増やすのにアリペイ導入が特別に
重要であるとは思えないかもしれませんが、
フィンランドのような遠い場所でも
役に立つのです。
 
フィンランドを訪れる中国人旅行者の大半は、
乗り継ぎの合間に短期滞在しているに
すぎませんが、それこそ、
フィンランド政府観光客がフィンランドの
空港運営をおこなうフィナビアと共同で、
ビジネスチャンスとして堅実に
誘致してきたものなのです。
 
アリペイ導入の戦略とは、
同国を魅力ある旅先にする以上に、
乗り継ぎの合間に
滞在しやすくするということなのです。
 
【大手航空会社、ホテルとの提携】
 
ツーリズム、ホテル、飛行機、その他の
関連する部門を統合させれば便宜性は増します。
アリペイがフィンエアーと大手ホテルチェーンと
既に提携していることは成功と言えます。
フィンエアーは、アリババグループ傘下の
オンライン旅行プラットフォームである
アリトリップとの長期的な提携戦略を
発表しています。
 
この契約により、最も寒い時期にも
中国人旅行者をフィンランドへ呼び込むための
パッケージ旅行が登場しています。 
 
【キーオピニオンリーダー(KOL)との提携】
 
KOLは、中国における旅行マーケティングの
強力なツールとなっています。
KOLの多くが、中国の
ソーシャルメディアプラットフォームで
多数のフォロワーを誇ります。
彼らは、企業からのメッセージをファンと
シェアし、企業に関する記事を書きます。
中国人消費者は、KOLの意見を信用する傾向が
強いのです。
 
フィンランドへの個人旅行での素敵な写真や
ビデオをKOLがシェアすれば、フォロワーは、
彼らが訪れた観光スポットやレストラン、
滞在したホテルに関する関心を大いに
高めるでしょう。
これらの情報は、旅行代理店、ホテル、
レストランにとっては、大きな経済利益へと
つながるものです。
 
【的確なタイミング・適切なプラットフォームでの
プロモーション展開】
 
中国人の休暇は、欧米とは異なります。
中国には、年に数回大きな休暇があり、
三連休も複数回ありますが、
大型連休は年に2回です。
 
一つ目は、旧正月休暇です。
大半の人が家族と祝うために故郷に帰りますが、
旅行に出る人々も増えています。
二つ目は、国慶節休暇です。
昨年は、この時期に国内外旅行に
出かけた中国人は約6億人に上りました。
 
個人旅行に出る中国人旅行者も増えています。
彼らは冒険を好み、オススメを探すため、
Qyer、Mafengwo、tuniuなど
大手旅行メディアで情報を探します。
中国の旅行メディアを活用し、
存在感を確立する必要があります。
 
 
 

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参考記事はこちら
CHINESE TOURISTS VISITING FINLAND INCREASES BY 63%

「この記事はmarketingtochina.comの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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