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【5分で分かる】今アツい越境EC「ジンドン(京東)」を徹底解説!

2018.10.4
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

はじめに

 
タオバオとジンドンは中国の2大eコマース。
「タオバオは聞いたことがあるけど、
ジンドンってどんな企業なの?」と
言われる方もおられます。
この記事では、ジンドン(京東)が
どんな企業なのか、分かりやすく、
かつ徹底的にご説明します。
 
 
 

ジンドン(京東)を徹底的に解説する

 

1. ジンドンとアリババの関係

 
蘇州出身の刘强东(リゥ・チャンドン)を
創設者とするジンドンは、家電や家具、PC、
衣類、食品や書籍をネット販売している
eコマースです。
NASDAQ上場は2014年で、通販サイトの
約半数のシェアを占めています。
(出典:https://baike.baidu.com/item/%E4%BA%AC%E4%B8%9C/210931?fr=aladdin)
 
アリババは1999年に創設された企業で、
B2Cのジンドンとは違い、
B2Bマーケティングを得意としています。
アリババの代表者はジャック・マーで、
Alibaba.comや
Taobao.com、Alipayなどの
サービスを展開しています。
 
主要株主にソフトバンクや
Yahoo!が含まれており、ソフトバンクが
約30%の株を所有しています。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%87%8C%E5%B7%B4%E5%B7%B4%E9%9B%86%E5%9B%A3)
 
ネット販売としては、アリババの方が早く、
規模も大きいのが特徴です。
ジンドンとアリババは協力関係にはなく、
中国eコマースにおける最大のライバル関係を
築いています。
今現在でもシェア争いは続いており、
特に越境ECでのシェア争いは顕著です。
 
 

2. テンセントとジンドンの関係

 
テンセントはジンドンの筆頭株主で、
テンセントの株保有比率はジンドンCEO
刘强东の保有比率より多いと言われています。
WeChatはすでに10億の
月間アクティブユーザーを所有しており、
ジンドンは顧客獲得などの面でWeChatから
大きな恩恵を受けています。
(出典:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-43312223)
 
テンセントがジンドンの大株主であるため、
ジンドンはマーケティングにWeChatから
得られたビッグデータやユーザーの行動データを
活用しています。
WeChatアプリやQQアプリにも
ジンドンへのリンクが有り、ユーザーが
ジンドンへ流れるように工夫されています。
 
 

3. ジンドンの社長ってどんな人?

 
刘强东(リゥ・チャンドン)は、
1974年生まれ。江蘇省生まれで、現在は
ジンドンのCEOです。
人文科学部や社会学部で有名な中国人民大学を
卒業しており、中国の衛星政党である
民主建国会に所属しています。
 
後に上海の中欧国際工商学院で工商管理修士の
資格を取得し、2013年にはコロンビア大学に
留学、留学先で後に配偶者となる章沢天と
知り合うことになります。
 
章沢天は1993年生まれの清華大学卒業生で、
19歳の年の差婚という事で
一時話題となりました。
2人は2015年10月1日にオーストラリアで
式を挙げました。
 
2012年、国内の長者番付「財富」で
1位となり、40歳以下の商業エリートと
呼ばれるようになりました。
刘强东は、2016年フォーブスの
中国長者番付でも16位となっています。
(出典:https://baike.baidu.com/item/%E5%88%98%E5%BC%BA%E4%B8%9C)
 
 

4. 日本からでもジンドンは利用できる?

 

出典:https://www.joybuy.com/
 
ジンドンにはJOYBUYという国際版が
存在します。
英語表記であるとはいえ、国際発送に
対応しており、日本からでもジンドンの商品が
気軽に手に入ります。
国際発送料金がかかるものの、ペイパル、
クレジットカードが利用できるので、
とても便利です。
 
 

5. ジンドン全球購(JD WORLDWIDE)の日本館って何?

 

出典:https://sale.jd.com/act/i38LcW10uAb.html
 
ジンドン国際版のJOYBUYとは別に、
ジンドンの全球購があります。
全球購は、中国国外からのインポート商品を
取り揃えるECサイトで、アメリカや
ヨーロッパ各国を含め、日本からも多くの企業が
出店しています。
 
中でも日本館は、日本の商品のみを扱う
特設コーナーで、花王やオムロンなどの
メーカーだけでなく、楽天(Rakuten)
など日本のECサイトも商品を販売しています。
 
 

6. 越境ECジンドンの物流システム

 
ここが、ジンドンとタオバオで
大きく異なる点ですが、タオバオは
サードパーティの物流システムを
使用しているのに対し、ジンドンは自前の
配送ネットワークを構築しています。
 
ジンドンは2007年から、この独自の
配送ネットワークを使用しており、
10年以上かけて効率化を図ってきました。
CEOの刘强东は、中国国内のECサイトに
関して配送業者に対するクレームが多いことに
気づき、この方針を取ったのです。
 
自社物流システムを利用しているので、
配送スピードも速く、大抵の都市部は翌日配達が
可能です。
デリバリーに対する顧客の満足度を
追求する点で、ジンドンはタオバオとは
全く異なります。
 
ジンドンの集荷センターでは、現在無人化が
進められており、フォークリフトによる
ピッキングやトラックへの積み込みが
全て自動化されています。
また、ジンドンはドローンや
無人配送車による配送も試みています。
 
 

7. ジンドンで中国市場を開拓する

 
タオバオと追いつけ追い越せの関係で確実に
成長し続けるジンドン。現在は越境ECにも
力を入れており、日本の企業も
どんどん参入しています。
 
ジンドンは配送サービスに
対するこだわりが高く、配達業者がジンドンの
ブランドを背負っているため、ユーザーの手に
渡るまで責任持って商品を届けてくれます。
配達にサードパーティを利用している
タオバオにはできないことです。
 
中国越境ECのノウハウを豊富に持つ
ADK(アサツーディ・ケイ)は、
中国バイドゥでの集客支援も行う企業です。
ADKは、ジンドンによるマーケティングに
精通しているため、これからジンドンで
中国市場を開拓したいと考えているなら、
戦略設計や交渉代行をお願いするのも
1つの方法です。
 
これから越境ECで売上を伸ばしたい方に
おすすめしたいジンドン。
中国第2位のECサイト、ジンドンは、
越境ECに意欲的なため、
今からでも十分参入が可能です。
ジンドンによる越境ECで、
中国でのブランディングが可能です。
 
 
 

ADKによる中国市場ウェブマーケティングサービスについて

 

ADKでは、中国市場における
ウェブマーケティングサービスを提供しております。
ご興味のある方は、
お問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。

   

・本記事は情報提供を目的として株式会社アサツーディ・ケイ
 (以下「弊社」といいます。)
 が作成した記事であり、特定の金融商品の推奨
 (有価証券の取得の勧誘)
 を目的とするものではありません。
・本記事は、弊社が信頼できると判断した情報等に
 基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を
 保証するものではありません。
・本記事に記載された過去のデータは、将来の結果を示唆あるいは
 保証するものではありません。
・本記事に記載された見解は情報提供を
 目的とするものであり、いかなる投資助言を提供するものではなく、
 また個別銘柄の購入/売却/保有等を推奨するものでもありません。
・記載された見解は記事作成時点のものであり、
 将来予告なしに変更する場合があります。

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