グローバルマーケティング(テクノロジー&広告)のニュースに特化したニュースサービスサイト(βversion)


2大中国越境EC「Tmall(天猫)」と「ジンドン(京東)」を徹底比較!

2018.10.6
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
市場規模が拡大し続ける中国越境EC。
今参入するならTmall(天猫国際)か
ジンドン(京東全球購)のどちらかが
おすすめです。
 
これから越境ECを始めるなら
Tmall(天猫国際)と
ジンドン(京東全球購)どちらが
良いのでしょうか?
越境ECをゼロから始めたい方に
知っておいてほしい事をご説明します。
 
 
 

中国越境ECを始めるなら知っておきたいこと

 

1. 越境ECとは

 
インバウンドという言葉が巷で聞かれるように
なってから数年が経ちますが、
今度は越境ECというキーワードがしきりに
強調されるようになりました。
原因は、インバウンドの波は過ぎ、
今は越境ECの方が効果的だと考えられるように
なったためです。
 
越境ECとは、国際的なeコマースのことで、
海外に直接店舗を出すよりも低コストで、
顧客を獲得できます。
最近では、越境ECと言うと、主に中国の
Tmall(天猫国際)や
ジンドン(京東全球購)などの
eコマースに出店する事を指すことが
ほとんどです。
 
 

2. 中国越境ECの市場規模

 
越境ECはものすごい勢いで加速、
拡大しており、その市場規模も
年々大きくなっています。
越境ECの市場規模は、2016年には、
44兆円規模になりました。
今この瞬間も拡大しており、2020年までに
109兆円を超えるだろうと考えられています。
(出典:https://www.ebisumart.com/blog/global-ec-rate/)
 
 

3. 中国の越境ECサイトで売上が伸びるのは?

 
今、中国の越境ECに参入するなら、
以下の2つがオススメです。
 
【Tmall(天猫)】
タオバオが展開するB2Cマーケットで、
ジンドン(京東全球購)に対抗すべく、
顧客満足度を上げようと作ったのが
Tmall(天猫国際)です。
タオバオと同じように使用する事ができ、
商品管理が行き届いているため、
中国人の間では偽物が少ないと
考えられています。
 
【ジンドン(京東)】
もともとPCなどの電化製品を
主に扱っていたB2Cです。
独自の物流システムを構築しており、
翌日配達などの、タオバオにはないサービスを
提供しています。
中国越境ECでは、タオバオに次いで2位の
シェアを獲得しています。
 
 

4. Tmall(天猫国際)とジンドン(京東全球購)の比較

 
越境ECをするならどちらも魅力的です。
言うまでもなく、Tmall(天猫国際)と
ジンドン(京東全球購)それぞれに
メリットがあります。
 
・Tmall(天猫国際)
保証金:通常150,000RMB
年会費:30,000
もしくは60,000RMB
技術サービス料:通常売上の5%
(商品によって異なる。)
 
偽造品を流通させた場合:アカウント停止
保税区:菜鳥による管理
メリット:ネームバリューがある。
ユーザーが多い。
(出典:https://rule.tmall.hk/rule/rule_detail.htm?spm=0.0.0.0.YAlhTO&id=6794&tag=self)
 
・ジンドン(京東全球購)
保証金:通常15,000USD
年会費:1店舗につき1,000USD
技術サービス料:通常売上の2−8%
(商品によって異なる。)
 
偽造品を流通させた場合:商品ページの削除
保税区:ジンドンによる管理
メリット:Tmallより低コストで
越境ECを始められる。
(出典:https://www.jd.hk/service/joinus.html)
 
 

5. 2017年に中国越境ECでよく売れた商品

 
中国の越境ECでは、
どんな商品が良く売れるのでしょうか?
 
Tmall(天猫国際)
1位:美容商品 32.6%
2位:食品 24.2%
3位:ベビー用品 23.2%
4位:バッグ類 6.7%
5位:その他
 
ジンドン(京東全球購)
 
1位:ベビー用品 24.6%
2位:電化製品 24.6%
3位:美容商品 22.8%
4位:食品 10.9%
5位:その他
 
参照元: https://ecdatalab.nint.jp/2017/03/24/tmall_jdcom/
 
上記のデータから分かるように、
美容商品なら天猫国際の方が、
売上が伸びる可能性があります。
一方で、ベビー用品なら、ジンドンの
京東全球購の方が、
可能性があるかもしれません。
どの商品をターゲットにするかで
判断しましょう。
 
 

6. 中国の越境EC

 
中国の越境ECは世界のEC市場の約4割を
占めると言われています。
中国人消費者の、正規品や海外製の良い商品への
関心が高まっているため、越境ECは
これからも伸びると考えられています。
 
中でもベビー用品や美容商品が
越境ECによる売上の大部分を占めており、
他にも、魔法瓶や温水洗浄便座、カーテン、
寝具がよく売れています。
こういった商品は主に以下のECサイトから
販売されます。
 
・網易考拉海購(Kaola.com)
・天猫(tmall.com)
・京東(JD.com)
・唯品会(vip.com)
・蘇寧易購(suning.com)
・国美在線(gome.com.cn)
・アマゾン(Amazon)中国
・1号店(YHD.com)
・当当网(dangdang.com)
 
参照元:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2017/12/a93c240657c03189.html
 
 

7. 知っておきたい中国越境ECの規制

 
中国で日本の商品を販売するため、
どんな商品でも良いわけではありません。
中国の法律に違反する商品や、
専売特許がある商品については、
販売できないようになっているか、
制限がかかっています。
 
そこで、中国越境ECで販売できる商品の
ポジティブリストを確認しておくのは重要です。
例えば、ジンドンで販売できるのは以下の
商品カテゴリです。
 
家電
スマホ
デジタル機器
パソコン・オフィス用品
インテリア
アパレル
化粧品
 
日用品
レディス用品
かばん
アウトドア用品
マタニティ・ベビー用品
カー用品
食品・飲料
 
時計
ジュエリー
キッチン用品
玩具
楽器
ペット用品
ヘルスケア用品
 

アルコール
音楽
動画
教材
 
参照元: http://www.jd.hk/rulePage/UdWcT8X8UeW7TdTd.html
 
大カテゴリでこれだけの商品があります。
現段階で競争率が高いのは、
ベビー用品や化粧品、食品などです。
 
 

8. 中国越境ECの税制について知っておこう!

 
中国越境ECに関税はかかる?
越境ECは海を越えるため、
必ず関税がかかります。
Tmall(天猫国際)では、商品ページを
公開すると、詳細を参照できるようになり、
関税がいくらかかるかが分かります。
 
また、返品の際にも関税がかかります。
どちらが関税を支払うかは、返品の責任が
どちらにあるかによって決まります。
売り手の不都合で返品となった場合は、
売り手が関税を支払わなければなりません。
 

保税区を活用した中国越境EC
越境ECには直送方式と保税区方式があり、
保税区方式の場合、中国の都市部の倉庫に
在庫をストックしておき、注文があった段階で
中国内地の倉庫から発送する方式です。
一方、直送方式は、注文があったらその都度
日本から発送する方法になります。
 
品物によりますが、コストを下げることが
できるのは保税区方式でしょう。
ただ、まだ中国国内の保税区のためのインフラが
完全には整っていないため、現在、保税区方式は
発展段階にあると言えます。
 
 
 

まとめ

 
越境ECに参入するなら、ハードルが低いのは
ジンドン(京東全球購)です。
保証金も年会費もTmall(天猫国際)より
安いため、低いイニシャルコストで越境ECを
始めることができます。
 
日本国内にもADKのような、ジンドンを
利用したマーケティングについて
熟知している会社があるので、
相談してみるのも一つの方法です。
 
2020年に向けて市場規模が
引き続き拡大すると考えられている越境EC。
インバウンド対策も大切ですが、
越境ECにもアンテナを伸ばしておきましょう。
 
 
 

ADKによる中国市場ウェブマーケティングサービスについて

 

ADKでは、中国市場における
ウェブマーケティングサービスを提供しております。
ご興味のある方は、
お問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。

   

・本記事は情報提供を目的として株式会社アサツーディ・ケイ
 (以下「弊社」といいます。)
 が作成した記事であり、特定の金融商品の推奨
 (有価証券の取得の勧誘)
 を目的とするものではありません。
・本記事は、弊社が信頼できると判断した情報等に
 基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を
 保証するものではありません。
・本記事に記載された過去のデータは、将来の結果を示唆あるいは
 保証するものではありません。
・本記事に記載された見解は情報提供を
 目的とするものであり、いかなる投資助言を提供するものではなく、
 また個別銘柄の購入/売却/保有等を推奨するものでもありません。
・記載された見解は記事作成時点のものであり、
 将来予告なしに変更する場合があります。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Global Marketing Laboの更新通知を受け取る

当サイトの記事を1週間に1通のペースで更新情報や新着記事情報をお届けします。
下記のフォームにメールアドレスを入力してください。

更新通知を受け取る

当サイトの記事を1週間に1通のペースで更新情報や新着記事情報をお届けします。
下記のフォームにメールアドレスを入力してください。

▲ページTOPに戻る