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【2018年第一四半期】越境ECサイト売上げランキング

 

はじめに

 
中国で今、とどまることを知らない越境EC。
越境ECが注目され始めたのは最近ですが、
その背景には、中国人のモノに対する要求の
変化が関係しています。
今注目されている越境ECの、
直近のシェアを考察しましょう。
 
 
 

中国越境ECサイトで売上げを伸ばすには

 

1. 良いものはオンラインショップで

 
シリコンバレーの3カ月は
深センの2週間ともいわれるように、
中国の各都市部では、成長が早すぎるため、
モノのクオリティが追いついていません。
中国人は裕福になっているにも関わらず、
手頃な価格でいい商品を買うことが
できないのです。

筆者が実際に街を歩いていても、
欲しいと思うものが、
なにもない事に気づきます。
どれも似たようなものばかりで、
新しいインスピレーションをもたらすような
パッとした物がないのです。

特に地方都市では、販売元が「作れば売れる」の
幻想からまだ脱却できていないと
言えるでしょう。

中国では、2007年から2015年までの
間に、ネットショップを利用する人が、
4641万人から4.1億人へ急増しています。
この内、75.1%は10歳から39歳の
比較的若い層と、
安定収入のある中年層なのです。
(出典:http://www.chyxx.com/industry/201705/520173.html)

中国は集団心理が支配している社会で、
特に地方都市などでは、同業者が
一箇所に集まろうとする傾向があります。
これが、消費者のアクセスを不便にしており、
ネットショップの利用を
加速させた一因にもなっているのです。

中国には相当数の車があるにもかかわらず、
およそ10人に1人しか車を持っていません。
中国の車の所有率は日本の
1970年代に相当すると言われています。
車がないため、長距離の移動は困難で、
遠くまで行って買い物をすることが
できないのです。
(出典:https://www.recordchina.co.jp/b129891-s0-c60-d0046.html)

こういった問題も、
网购(オンラインショッピング)が
全て解決します。
そして、近年加速しているのが、
越境ECサイトでのインポート商品販売です。

中国人が好む海外製品。
彼らはどんなサイトから、
高品質の商品を手に入れているのでしょうか。
 
 

2. 2018年第1四半期 中国越境ECシェア

(出典:http://www.iimedia.cn/61272.html)
 
1位:网易考拉海购(KAOLA.COM)
引き続きトップシェアを譲らないのが、
KAOLA.COMです。

2015年にスタートした
オンラインショップですが、
業界ではかなり早い段階で越境ECに
取り組み始めたため、先行優位により、
越境ECシェア全体の実に26%を
占めています。

KAOLA.COMは、国外から直接商品を
輸入し、保税区に一旦商品をプールします。
この保税区は、イミグレーションと
出入境检验检疫机构と呼ばれる国の機関により
厳格に監視されているため、中国内の偽物が
入り込む余地が無いのです。

ジンドンと同じBtoCの方式で商品を
販売しており、KAOLA.COMが商品を
一括管理しているため、100%正規品を
実現しています。
アメリカ、ドイツ、イタリア、日本の商品が
多く、粉ミルクなどのベビー用品や化粧品に
強い越境ECです。

中国越境ECサイトトップシェア
KAOLA.COMへの出店方法
KAOLAには、日本語サイトが
用意されているため、日本語で
コミュニケーションを取ることができます。

日本支社は東京都港区にあり、
安心して越境ECを始めることができます。
KAOLAでは 1.単に出品する場合、
2.旗艦店として出店する場合、
3.OEM商品を出品する場合
で申し込み方法が異なります。

旗艦店とは、フラッグシップショップのことで、
KAOLAの中にただ一店のみしかない
公式ショップと言えるでしょう。
ブランド力を盾にして販売する事ができるので、
顧客獲得が一段と容易になります。

まずは、公式サイトから申し込みを行い、
メールか電話でやり取りをしたあと、
審査が行われます。
審査に通ったら、契約書が正式に発行され、
KAOLA.COMに出店する事が
できるようになります。

2位:天猫国際(TMALL.HK)
TMALL.HKは、シェア22%まで
追い上げており、近々、首位に
なるのではないか、というほどの勢いです。
アリババという力強いバックボーンがあるため、
資本力もあり、戦略的にシェアの拡大を
行っています。

中国人の間での知名度だけを考えると、
天猫がずば抜けていると言えるでしょう。
つまり、越境ECサイトの知名度や
ブランド力で勝負するのであれば、
TMALL.HKです。

ブランド力のある越境EC 天猫国際への
出店方法
TMALLはアリババ傘下の
プラットフォームであるため、
アリババ日本法人の公式サイトから
申し込みを行い、出店するのが正規ルートです。

空輸や海運などの商品輸出ルートが
信頼できるだけでなく、
ノウハウが豊かなのもポイントです。
中国側の倉庫を用いることもできますし、
中国側の消費者に直送することもできます。

3位:京東全球購(ジンドン)
ジンドンのシェアは13.4%と、
上位の2社に比べると少ないとはいえ、
現在、一番注目すべき越境ECプラットフォーム
と言えるかもしれません。

というのも、独自のジンドンロジスティクスを
展開しており、顧客満足度や信頼度が
高いからです。

中国で一番クオリティが高く、
勢いのあるBtoCが、ジンドンなのです。
配送センターの無人化や、ドローン、
配送車の無人運転技術などに積極的に
取り組んでいる、イノベーティブな企業と
言えます。

2018年6月には、Googleから
600億円の出資があり、
ますます成長している越境ECなのです。

成長期真っ最中の越境EC 京東全球購への
出店方法
ジンドンは、もともと電気製品を
専門に扱うサイトだったため、
ジンドン得意分野の電気製品を
ターゲットにすることもできます。
テンセントとの相性もよく、SNSを
利用したプロモーションも楽に行えるでしょう。

京東全球購はTMALL.HKよりも
少ないイニシャルコストで出店できるので、
費用を少しでも抑えたい企業にも
オススメできます。

越境ECのノウハウだけでなく、
中国のマーケティングに詳しい
ADK(アサツーディ・ケイ)は、
集客支援のプロフェッショナル集団で、
中国にも事業を拡大しています。

ジンドンの越境ECに関するノウハウも
持っているので、ジンドンでの商品販売に
関して商品戦略設計を委託できます。
 
 
 

まとめ

 
越境ECランキングの4位以下は、
唯品会、小红书、洋码头、蜜芽と続きますが、
これら全てを合計しても、シェアの半分にも
満たないため、今からこれらの越境ECで
商品戦略設計を行うのは難しいかもしれません。

KAOLA.COM、TMALL.HK、
京東全球購のそれぞれの特徴を理解して、
企業のブランド展開に合った越境ECを
選びましょう。
 
 
 

ADKによる中国市場ウェブマーケティングサービスについて

 

ADKでは、中国市場における
ウェブマーケティングサービスを提供しております。
ご興味のある方は、
お問合せフォームよりお問い合わせ頂けると幸甚です。

   

・本記事は情報提供を目的として株式会社アサツーディ・ケイ
 (以下「弊社」といいます。)
 が作成した記事であり、特定の金融商品の推奨
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・本記事は、弊社が信頼できると判断した情報等に
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