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Google Trendsから読み解く越境EC注目度の変化

2018.12.13
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
「越境EC」というキーワードが巷で
聞かれるようになったのはここ数年のことで、
以前にはなかった言葉です。
 
 
 

注目度の上がる越境ECを中国で成功させるには

 
キーワードの注目度を図る指標として
Google Trendsがありますが、
このツールで「越境EC」というキーワードを
調べてみると、今どれだけ多くの人が越境ECに
注目しているかが分かります。
 
「どれだけ調べられているか」を測る一つの指標
「Google Trends」
Google TrendsはGoogleが
提供している無料のウェブツールで、
誰でも簡単に使用する事ができます。
 
簡単に言うと、入力した単語の検索数を
データで表示できる機能です。
時間を横軸とした検索ボリュームを知ることが
できるので、特定のキーワードがGoogleで
どれくらい調べられているかを知るための
参考値にできます。
 
Google Trendsを考察すると、
特定のキーワードがどれくらいの間
検索されたかも知ることができます。
一過性の人気キーワードなのか、継続的に関心が
高まっているのかも分かるのです。
時間軸の尺度は自由に変更できます。
 
Google Trendsの他に、
Google広告というツールもあります。
キーワードプランナーはGoogle広告の中に
組み込まれている一つの機能で、
検索数を知ることができます。
Google Trendsが人気の動向を
調べられるのに対し、キーワードプランナーでは
検索数を知る事ができます。
 
 

1. 「越境EC」をGoogle Trendsで調べてみる。

 

 
「越境EC」というキーワードは
2009年12月に始めてGoogleで
検索され始めています。
しかし、この段階では一部の人にしか
知られておらず、中国のECサイトも海外製品の
輸入に活発ではなかったため、
越境ECは普遍的ではありませんでした。
 
その後、2014年末から
2015年1月にかけて変化が見られます。
2015年1月は网易考拉のサービスが
スタートしたこともあり、越境ECが中国で
本格的に始まったのが、
まさにこのタイミングです。
 
天猫国際はもう少し前からインポート商品を
取り扱うようになっていましたが、
越境ECを切り拓いたのはやはり現在でも
トップシェアの网易考拉です。
(出典:https://baike.baidu.com/item/%E7%BD%91%E6%98%93%E8%80%83%E6%8B%89/22641111?fr=aladdin)
 
検索数が急激に伸びた、第1ピークの
2016年4月には何があったのでしょうか。
中国は2016年4月新税制を発表しました。
これは、保税区を使用した越境ECに有利に
働くものだったため、多くの企業は越境ECに
関心を持ち始めたのです。
 
これまで輸入商品には一律行郵税が
かかっていたのが、2016年4月8日以降、
一般貿易と同様、「関税」「増値税」「消費税」
が課されるようになったのです。
これらの税は商品によって異なるため、
日用品などの越境EC取引にとっては
コスト削減になりました。
(出典:https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/0d136f54fbd8bc54/20160096.pdf)
 
Google Trendsを見てみると、
検索過去最高は2016年11月であることが
分かります。
 
毎年11月は天猫の「独身の日」で大きな売上が
期待できる月です。
2016年の11月11日の売上は
なんと1,800億元(3兆円)となり、
中国のeコマースの実力が
世界に知られるようになりました。
 
アパレルや日用品、化粧品の売り上げが
突出しており、日本は国別の売上で
トップとなりました。
日本の商品は引き続き人気があり、
人気商品のランキングでも3つの日本製品が
10位以内にランクインしました。
(出典:https://www.clara.jp/wp-content/uploads/2016/11/20161125_w11sales_Claraonline.pdf)
 
 
 

まとめ

 
越境ECは2015年から現在まで
引き続きホットなキーワードとなっています。
越境ECの市場規模は
どんどん拡大しているので、
これから参入するのであれば、网易考拉や
京東全球購に出店するのがいいでしょう。
 
 
 

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