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TiK Tokは、初の中国製造世界的アプリに成長?

2019.02.6
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
去年日系MJ2018年ヒット商品番付が
発表されました。
東の横綱は安室奈美恵、
西の横綱はTik Tokでした。
このTikTokとは何者でしょう。
 
一般的な解説では、
中国のメディア企業Bytedance
(字節跳動)の提供する、
若者に人気の短編動画共有アプリ、
となっています。
 
ここでは中国ではどう使われているか、
そして日本企業への
ヒントについて考えてみます。
 
 
 

初の中国発祥世界的アプリTikTok(抖音短視頻)の将来

 

1. TikTok(抖音短視頻)とは

 
まずTikTok(抖音短視頻)の歴史を
見ましょう。
前段としてMusical.lyに
触れなければなりません。
 
15秒のリップシンク(口ぱく)動画SNSを
形成するという手法を開発したのは、
Musical.lyの創業者、陽陸育、
朱駿たちです。
 
2014年のことでした。
上海とサンフランシスコに拠点を置き、
世界展開を指向しました。
TikTokは2015年にその後追いで展開を
始め、こちらは国内市場を指向します。
 
そんな中、多くの会社がMusical.lyの
買収に手を上げました。
2017年11月Bytedanceが
競争に勝ち、10億ドルで手に入れました。
以後、両者はTikTokに
統合されていきます。
 
特徴は、動画と音楽表現のみで言語の
壁はないところです。
簡単に世界中へ発信できることで、
人気は高まる一方です。
2018年6月の段階でTikTokの
月間アクティブユーザー数は全世界で
5億人を超と発表されています。
 
 

2. パブリックリレーションズとしての利用

 
日本では若者を中心の、
ミュージックビデオ+SNSとして
認識されています。
一方中国では別の使い方が激増しています。
 
例えば中国陸軍です。
正式にTikTokアカウントを
取得してたくさんの“作品”を
アップしています。
 
視聴数は2000万を超え、
人気の“中国陸軍角逐漠北草原、
上演鋼興之歌”は、100万のいいね、を
獲得しました。
 
また“中国陸軍空中火力集群亮相”も15万の
いいね、を獲得しています。
気をよくした陸軍のアカウントは
増え続ける一方で、今では
68にまで達しました。
 
また公安機関も積極的に利用しました。
今年の夏休みに際し、北京、南寧、蘇州などの
公安は、夏休みに未成年が
遭遇する危険について、の作品を発表しました。
美人“公安小姐”の出演も力となり、
7月31日までの視聴は5000万を超え、
236万のいいね、を獲得しています。
 
これは日本にも大いに参考になりそうです。
公共機関は自らの活動を発信し、
国民の理解を深めることが可能でしょう。
また各地の観光協会は、中国人向けに、観光地の
魅力を発信できます。
 
15秒でセンスよくまとめるには、
若者の力が必要です。
これは地域の活気を
引き出すことにつながります。
 
 

3. 字節跳動とは

 
最後にTikTokを運営する字節跳動という
会社について、考察しましょう。
この会社はもともと
ニュースサイト「今日頭条」の
運営会社として有名です。
 
「排行榜123網」による
10大ニュースアプリランキングでは、
騰訊新聞につぐ2位となっています。
どのランキングでも1位か2位に付けている、
中国を代表するニュースサイトです。
 
一方でエンタメにも力を入れ、
Musical.lyの買収もその一環です。
現在は、美団(M)滴滴出行(D)とともに
TMDと並び称され、中国IT界では、
BATに次ぐ存在としての位置付けです。
 
特にゲーム、エンタメの雄・テンセントを
ライバル視し、訴訟合戦なども起こしています。
その同社にとって、今日頭条とTikTokは
今や2枚看板です。
 
とくにTikTokは、
初の中国発祥世界的アプリともいえます。
金には糸目を付けず、
大切に育てていくでことしょう。
TikTokの将来に曇りはなさそうです。
 
 
参照
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1583654094122417297&wfr=spider&for=pc
https://dedicated.wallstreetcn.com/toutiao/articles/3406668
https://www.phb123.com/app/26010.html
 
 
 

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