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小紅書、独自の発展を続ける、大注目の複合アプリ。

2019.02.12
Category: 執筆記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
小紅書とは、日本で生活する中国人にとって、
欠かせないスマホアプリの1つです。
例えば中国から友人が来て、
一緒に京都へ行く場合を考えてみましょう。
小紅書の口コミを見て、現在中国人に人気の
観光地やレストランをチェックし、
間違いのないアテンドを目指すのです。
 
また女性の場合、人気の日本化粧品や美容家電を
チェックして、中国にいる友人、知人への
売り込みを図ります。
代理購入業の参考書です。
 
このように小紅書は、在外中国人の、
必携ツールとなっています。
それでは小紅書とは、
口コミサイトなのでしょうか。
そうではありません。
小虹書の過去、現在、未来を
見通してみましょう。
 
 
 

中国市場攻略スマホアプリ小紅書

 

1. 越境Eコマースの大手

 
小紅書は、越境Eコマースのランキングで
トップ10入りしています。
中商情報網の2018年上半期の
越境Eコマース市場シェア分析によると、
大手各社のシェアは次のようになっています。
 
1位  網易考垃  26.2%
2位  天猫国際  22.4%
3位  京東全球購 13.4%
4位  唯品会   12.5%
5位  小紅書   6.2%
6位  洋碼頭   4.2%
7位  蜜 芽   2.8%
    その他   12.5% 
 
1位~4位は、いずれも大手の
越境EC部門です。
6位の洋碼頭は、最初から越境Eコマースの
ために設立された会社、7位の蜜芽は、
最近好調のベビー用品中心のネット通販です。
それでは5位に入った小紅書は、
どういう出自なのでしょうか。
 
 

2. 独自のネット通販モデル

 
小紅書は、社区(コミュニティ)における、
海外商品の買い物経験、情報を
分かち合う活動から始まりました。
やがて情報は、買い物だけにとどまらず、
観光、スポーツ、不動産、ホテル、
など広範囲に拡がります。
 
そしてこれらの情報集積を基に2014年、
小紅書福利社、というサイトを
アップロードします。
 
小紅書には、海外購入のデータや分析、
世界の買い物事情など豊富な情報がそろい、
推奨商品と推奨ルートを提示することが
できました。
実際にそれらの特徴を活かした独自の
ネット通販を構築します。
 
売上は順調に拡大し、今では29カ国に
専用倉庫を、国内には鄭州と深圳に保税倉庫を
持ち、保税面積は5万平米に上ります。
 
2018年1月には東京で
グローバルブランド商談会を開催、
3月にはプライベートブランドも発売しました。
2018年10月段階のユーザー数は
1億5000万人に達しています。
 
 

3. 信用させる口コミが最大の資産?

 
中国には、点評網(美団系)、
口碑(アリババ系)などの
大手口コミサイトがあります。
しかし、小紅書は90后以降の若い層の
支持においてそれらを圧倒しています。
女性の信用が高く、若者たちが
アップしたがるプラットフォームと
なっています。
 
そして世界的な広がりもっているスケール感と、
消費者の真実の声を収拾していることで、
高い評価を得ているのです。
 
小紅書アプリのメインページは、口コミです。
タップして通販ページへ移る構成で、
販売意欲は前面に出していません。
そして商品は本物であることを保証しています。
 
小紅書のコミュニティ機能は微博、
動画投稿機能は抖音(TikTok)、
通販機能は淘宝に近く、定義するのは
難しいアプリ、という評価もあります。
コミュニティ、ビッグデータ、ユーザー、
ショッピングの4要素で形成された独自の
クローズドシステムという分析もあります。
 
 
 

まとめ

 
いずれにせよ、小紅書は独特の光彩を放ち、
存在感を高めているのは間違いありません。
中国市場分析のツールとしても大注目の
存在です。
 
日本企業の商品も小紅書口コミでの評価を
高めるのは効果大です。
そのまま通販に採用されるかも知れません。
とくに女性向け商品では、
最も確実な中国市場攻略法となりそうです。
 
 
参照
http://www.askci.com/news/chanye/20180827/1747371130167.shtml
https://baike.baidu.com/item/%E5%B0%8F%E7%BA%A2%E4%B9%A6/3167123?fr=aladdin
https://www.admin5.com/article/20170725/768947.shtml
 
 
 

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