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3歳の子の英語教育に熱心な中国人の親たち

2019.06.28
Category: 翻訳記事
執筆者/編集担当者: nakajima

 

はじめに

 
ここ10年来、中国では英語教師に対する需要が
増え続けており、英語学習を始める中国の
子どもの年齢はどんどん低くなっています。
 
活気づく英語教師の需要を受け、
既に何十年もの間、中国の英語教育市場は
繁栄しており、そのトレンドが
減速するきざしはありません。
たとえ中国経済が停滞し始めたとしても、
英語教育市場は
引き続き成長していくことでしょう。
 
 
 

中国の子ども向け英語学習市場

 
子供が将来厳しい国際競争にさらされることを
視野に、中国の若い親は3~4歳の幼い頃からの
英語学習を重視しています。
 
英語を教えるのではなく、
中国人の子と一緒に遊んでくれる英語の
ネイティブスピーカーを求めて、
人材派遣会社が中国に群がるように来ているのも
驚くべきことではないのです。
 
一般にアジア人の親たちは
野心的で知られており、
子供が学校やゲームなど、
あらゆる場で一番になるために何でもしようと
互いに張り合っています。
 
したがって、オンラインとオフラインの
どちらであっても、英語教育を
提供する企業にとって、中国の
子ども向け英語学習市場に事業を
拡げていくのは、
とてつもない大きなチャンスといえるのです。
 
 

1. 驚くほどの急成長を見せる中国の子供向け英語教育市場

 
ここ数年、中国では子供向けの英語教育市場が
急成長しており、巨大市場のパイを
求めて参入する企業が増えています。
 
調査会社iResearchの推計によると、
オンラインでの子供向け英語教育市場の規模は
19億7000万元
(2億8400万米ドルに相当)で、
成長率は年45.4%とみられています。
 
ユーザー人口の増加に伴い、将来的には50億元
(7.2億米ドルに相当)規模の市場になるとも
予想されています。
 
中国の子供向け英語教育市場は、
2つのグループに分類できます。
一つは試験対策や留学を
目的とする12~18歳向け、
もう一つは試験目的の要素が
薄い5~12歳向けです。
 
このトレンドは、27~35歳の新世代の
親により過熱している面もあります。
子供が幼稚園に入ったばかりの若い親世代は、
英語の学習を始めるメリットを意識しています。

通常、この世代の家族構成は「4+2+1」
(祖父母、夫婦、子ども1人)なので、
全てのリソースが1人の子供に
注がれることになります。
 
ポータルニュースサイトの
海面新聞(jiemian.com)と
叽里呱啦(Jiliguala)による
共同調査によると、調査に協力した親の
76%は、子供が5歳になるまでに英語教育を
始めたと回答しました。
 
この親たちは幼い子供の英語教育に
年平均2,750元(407米ドル相当)を
使いたいと考えており、このうち27%の親は
5,000元(721米ドルに相当)を
払ってもいいと答えています。
 
これは幼児向け英語教育市場には成長の余地が
大いにあることを決定づけるものです。
このニッチな市場の成長を可能にする、
また別の重要な要素として、
一般的なオンライン教育市場の拡大や、
教育技術の進歩、若い世代を国際競争に向けて
準備させようという政府による呼びかけが
あります。
 
 

2. トレンドは機会にも脅威にもなる

 
1. 非一線都市は手つかず
 
子供向け英語教育市場での最新のトレンドは、
二線都市や三線都市での需要の高まりです。
上海や北京、広州などの一線都市での競争は
熾烈を極めており、海外や国内の一流企業により
市場は既に飽和状態です。
 
そのため、英語教育サービスの提供事業者には、
こういった教育機会があまり得られない
三線都市や四線都市などの未開発の市場に
投資するチャンスがあるということです。
 
2. ライブ配信に特化した教室の増加
 
オンラインで主流の英語レッスンは、
ライブ配信型と録画型の2つに分かれます。
ライブ配信型の英語レッスンは、
ここ数年の急激なIT技術の向上と、
急増するネイティブスピーカーの教師の需要に
刺激され大流行しています。
 
英語教育サービスの事業者は、
より多くの生徒にアプローチするために、
今どきのこの教育方法を
最大限に活用すべきです。
 
3. 大人気のMOOC(大規模なオープン・オンライン・コース)が競合
 
さらに、市場環境に影響を及ぼす
大きな要因の一つにオープンソース素材の
増加があります。
英語教育サービスの事業者は、
無料のELT(英語教授法)サービスの
脅威にさらされています。
 
オープンソースとは一般的にはMOOCと
呼ばれるもので、Duolingo
(デュオリンゴ)や
Memrise(メムライズ)、Busuu
といったオンライン事業者が
無料ELTサービスを提供中です。
 
これらの無料コースには、
基礎から中級レベルまでのコンテンツが
含まれています。
革新的な事業者がいる中で、サービス内容や
アプローチ戦略で差別化を図ろうとするのは
真にチャレンジングなことだといえます。
 
 
 

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参考記事はこちら
CHINESE PARENTS CRAZY OVER ENGLISH LEARNING FOR THEIR 3YEAR KIDS

「この記事はの許諾を得て編集/翻訳(抄訳)/執筆しています。」

 

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