2018年10月23日ADKは、中国越境EC事業や訪日中国人向けインバウンド事業の展開に向けて、
株式会社フランクジャパンへの出資契約を締結したことを発表。
株式会社フランクジャパンは、中国の巨大ECモールであるJD.com(京東/ジンドン)が出資する
唯一の日本企業であり、商品の調達、EC事業戦略の立案、販売ページ製作、国際物流、
カスタマーサービスなど、中国越境EC事業を支援する事業を展開。
ADKは、人気アニメなどコンテンツビジネスで培ってきたノウハウを活かし、中国市場でニーズの高いアニメコンテンツのEC活用にも挑戦していく予定。
さらに、中国越境EC事業の成功モデルをもとに、EC市場が成長している東南アジアも視野に入れている。
日本から中国への越境ECの市場規模は、すでに1兆3,000億円(前年比25.2%増)に達しており、JD.com(京東/ジンドン)も、海外初となる購買センターを東京・大手町に開設するなど、日本製品に注目。
今回、ADKとフランクジャパンとの協業によるシームレスなサポート体制が
誕生したことにより、中国向け越境EC事業のハードルが大きく下がる。
ADK DigitalTechnologyを設立することにより、従来は広告代理店の事業領域外だった、
EC店舗運営、モール内販促、物流、カスタマーサービスといったEC事業関連領域をカバー。
元アリババの運営経験者を起用し、既存のデジタル広告運用、SNS運用担当と協同することで、
ECモール内外の中国マーケティングをシームレスにワンストップで対応する。
さらに、ADK本社と連携することで、訪日中国人が日本で商品を購入した後、
中国に帰国して越境ECでリピーターになるという「インバウンド×越境EC」の
エコシステム構想も提案、実施する予定。